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【大相撲】琴光喜ら29人が野球賭博 相撲協会調査で認める2010年6月14日 22時01分
日本相撲協会は14日、全協会員を対象にした賭博の実態調査で、これまで野球賭博への関与を否定し続けてきた大関琴光喜(34)=本名田宮啓司、愛知県出身、佐渡ケ嶽部屋=を含む29人が、過去5年以内に野球賭博を行っていたと発表した。 花札やマージャン賭博、賭けゴルフなどの36人を含め、計65人が過去5年以内に何らかの賭博行為にかかわっていた事実が明らかになった。 相撲協会は同日、警視庁に関与者の回答が記された「上申書」を提出した。琴光喜関を含む協会員の処分については警視庁の対応で判断するという。警視庁は近く、琴光喜関からあらためて事情聴取する方針を固めた。相撲協会は15日に東京・両国国技館で緊急理事会を開くが、処分は決めず、今後の対応協議にとどまる見通し。 琴光喜関は5月20日発売の週刊新潮で野球賭博疑惑や暴力団関係者とのトラブルを報じられ、その後の相撲協会の事情聴取に対し、関与を否定してきた。だが、自ら関与を申し出た場合、厳重注意処分にとどめるとした相撲協会の今回の調査で、一転して関与を認めた。野球賭博に手を染めていた上に、虚偽の証言を続け、重い処分が予想される琴光喜関は14日、進退について「協会にお任せしています。期待を裏切って申し訳ございません」と話した。 (共同)
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