
■現在、撮影した以下のお祭りの様子を精力的にアップしています。
■今後、掲載予定の2009年の祭り ●(10月17日) 新居浜太鼓祭り角野泉川地区夜太鼓、上部地区太鼓台統一かきくらべ ●(10月16日) 伊曽乃神社お旅所・川入り・駅前と西条地区後夜祭 ●(10月15日) 石岡神社祭礼後夜祭・宮入り、みこし(御輿)のねり比べ、石岡神社渡御行列(お旅所付近) ●(10月14日) 土居太鼓祭り統一かき比べ、石岡神社祭礼本殿祭 ●(10月13日) 土居太鼓祭り北小学校 ●(10月11日) 禎瑞嘉母神社祭礼統一運行・河川敷 ●(10月10日) 東予秋祭り統一運行 ■掲載完了の2009年の祭りなど ●
「2009 天皇陛下御即位20年奉祝」伊曽乃神社、お旅所、御殿前、マルヨシはここから ●
「2009 伊勢神宮宇治橋渡始奉納」はここから ●
「2009 伊曽乃神社祭礼 宮出し」などはここから ●
「2009 伊曽乃神社祭礼 御旅所」などはここから ●
「2009 伊曽乃神社祭礼 御殿前」などはここから ●
「2009 西条市の祭り関係 石水会、植村会、七泰会、伊曽乃川人会、宮出し、前夜祭、八丁屋台昼・夜運行
加茂神社例祭(福武祭)、原之前荒神祭、秋季弁天祭り、橘新宮祭、御所神社祭
八丁屋台新調、愛寿会慰問運行、横黒屋台30周年、吉原稲荷大明神大祭高松
四国の祭り2009、西条市産業文化フェスティバル子供屋台運行、伊曽乃神社の開運春まつり」などはここから ●
「2009 新居浜太鼓祭り川西 川東 多喜浜駅前かきくらべ、新田入口、下原バス停、松神子 vs 阿島鉢合わせ
一宮神社かき比べ(大江vs中須賀、大江vs西町小競り合い)、大江浜かき比べ(大江vs中須賀小競り合い)
東浜太鼓台新調、江口太鼓台新調、東町太鼓台展示(フジグラン今治)
伊藤商店飾り幕展示、久保田太鼓台展示、新須賀太鼓台(フジグラン新居浜)
池田太鼓台(船木夏祭り)、新居浜夏祭り、マイントピア別子の子供太鼓台」などはここから ●
「2009 新居浜太鼓祭り上部地区 上部地区太鼓台統一かきくらべ、大生院中萩地区夜太鼓」などはここから ●
「新居浜太鼓祭り関係 子供太鼓台」などはここから ●
「伊曽乃神社奉納屋台総集編」などはここから ●
「石岡神社祭礼奉納屋台総集編」などはここから ●
「飯積神社祭礼奉納太鼓台総集編」などはここから ●
「新居浜太鼓祭り 川西地区太鼓台総集編」などはここから ●
「新居浜太鼓祭り 川東地区太鼓台総集編」などはここから ●
「新居浜太鼓祭り 上部地区太鼓台総集編」などはここから ●
「丹原町屋台 総集編」などはここから ●
「2009 石岡神社例大祭 天皇陛下御即位20年奉祝、橘・氷見地区宵祭り
山王神社祭り、桜木神社祭礼、高尾神社春祭り」などはここから ●
「飯積神社祭礼 飯積神社祭礼船屋朝太鼓、八幡まつり、飯岡本郷太鼓台年越し運行」などはここから ●
「禎瑞嘉母神社祭礼 宮出し、子供太鼓台運行」などはここから ●
「東予秋祭り 鶴岡八幡神社宮出し、保内八幡神社宮出し、東予宵祭り(前夜祭)」などはここから ●
「小松町秋祭り」 小松祭り前夜祭などはここから ●
「丹原町秋祭り 丹原町統一かきくらべ、恵美洲神社春祭り」などはここから ●
「土居町太鼓祭り」などはここから ●
「上野太鼓祭り 関川小学校」などはここから ●
「伊予三島秋祭り」などはここから ●
「今治市の祭り お供馬の走り込み練習」などはここから ●
「松山市の祭り」などはここから 2010年3月20日に撮った愛媛県松山市道後町1丁目の坊ちゃんからくり時計と放生園足湯などです。

愛媛県松山市道後町1丁目の放生園(ほうじょうえん)にある坊ちゃんからくり時計。坊っちゃんからくり時計の横には放生園の足湯があります。
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 2010年3月20日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

愛媛県松山市道後町1丁目の放生園(ほうじょうえん)にある坊ちゃんからくり時計。坊っちゃんからくり時計は、道後温泉本館の振鷺閣をモチーフにしており、1時間おきに「坊つちやん」の登場人物が次々と現れてきます。
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 2010年3月20日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC
■以下は道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線などの再掲です。
愛媛県松山市道後町1丁目の伊予鉄道城南線道後温泉駅駅舎
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 2010年3月20日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉駅駅舎と坊っちゃん列車
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 2010年3月20日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉駅構内の坊っちゃん列車
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 2010年3月20日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

マドンナバス
伊予鉄道が運営するマドンナバスはJR松山駅前・大街道・道後温泉駅前・石手寺・道後温泉又新殿(ゆうしんでん)・秋山兄弟生誕地・ロープウェイ街・子規堂など、松山市の名所をめぐります。
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 2010年3月20日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC
■以下は2009年8月12日に撮った道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社です 道後温泉本館(どうごおんせんほんかん)は、明治時代に建築された近代和風建築で、1994年に国の重要文化財(文化施設)、2009年経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されていて、坊っちゃん湯として親しまれています。

道後温泉本館
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉本館
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉本館
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉本館
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉本館
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

重要文化財・道後温泉本館
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉本館
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉本館
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC

道後温泉本館に隣接する冠山にある湯神社拝殿。隣には境内社の中嶋神社もあります。
松山市の名所・祭り・イベント 坊ちゃんからくり時計・放生園(ほうじょうえん)足湯・道後温泉駅・坊っちゃん列車・マドンナバス・伊予鉄道城南線 愛媛県松山市道後町1丁目 --写真は-- 松山市の名所 道後温泉本館・冠山の湯神社・中嶋神社 松山市道後 2009年8月12日
NIKON D80 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC
■私の撮影したスポットや名所旧跡史跡の写真は、右側の「カテゴリー」の中の「スポット 名所旧跡史跡」をクリックして順次ご覧ください

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●豆知識●●道後温泉駅(どうごおんせんえき)フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用させていただきました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E5%BE%8C%E6%B8%A9%E6%B3%89%E9%A7%85
道後温泉駅(どうごおんせんえき)は、愛媛県松山市道後町1丁目にある伊予鉄道城南線の駅。
道後温泉への最寄駅であり、観光窓口の駅でもある。 また、坊っちゃん列車の終着駅であり、この駅の引き上げ線で坊っちゃん列車の機関車の方向転換が見られる。
道後温泉駅
どうごおんせん - Dougoonsen
?城南線道後公園 (km)
(km) なし(終着駅)?
所在地 愛媛県松山市道後町1丁目
所属事業者 伊予鉄道
所属路線 城南線
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1895年8月22日
駅構造
* 相対式ホーム2面2線
* ホームの西側に引き上げ線があり、折り返しや夜間滞泊に使われている。この引き上げ線は1927年に廃止された、旧道後鉄道城北線ルートの名残である。
列車展示線に入線中(08年3月)
* 坊っちゃん列車展示線1線
夜間駐機しており、ライトアップされる。また、昼間も運行の合間に入線することがあり、運がよければ見られる。
* 駅舎
1911年(明治44年)建築の旧駅舎そのものの、明治洋風建築の外観で復元されており、周辺の景観形成に寄与している。夜間ライトアップあり。
観光の拠点駅であり、職員が常駐しているが、改札はなく、運賃収受は他の電停と同様に車内で行う。
駅舎内に、「坊っちゃんインフォメーション」という観光案内所あるほか、「坊っちゃんショップ」というみやげ物店もある。二階は「坊っちゃん茶房」という飲食店になっている。その前はオープンカフェになっている。
* 駅前
道後温泉商店街(アーケードあり)の南入り口に隣接している。
駅前広場及び駅前の道路は、松山地方の秋祭りの一つである湯神社・伊佐爾波神社の祭礼の時には、未明から神輿の鉢合わせが行われる。やや見世物化しているが、見物客も大変多い、荒々しい祭りである。(通行止めになる)
現在道後温泉周辺では再開発が行われており、それに関連して道後温泉駅前は2008年末よりトランジットモール化される予定であったが、工事が遅れており、2009年7月時点では同年8月末の完成となる予定である。
工事が進む駅前(09年7月)
バスのりば
バスのりば
タクシーのりば
駅前には伊予鉄道のバスのりばがある。又、駅前広場が狭いので、引き上げ線の北側にバス用のターンテーブルがある。
瀬戸内運輸が道後経由で運行している大三島特急線は、当駅から南へ50m前後の位置にある「道後公園北口子規記念館前」停留所から発着する。
<一般路線バス>
* 8番線(日中20分間隔)
* 松山空港・湯の山ニュータウン線(日中30分間隔)
* 平和通り線(日中60分間隔)
* 東西線(日中45分間隔)
* 松山空港リムジン(日中30〜60分間隔)
* 松山観光港リムジン(日中60分間隔)
このうち松山空港・湯の山ニュータウン線は当駅で乗客を乗せたままターンテーブルを使い方向転換をするという珍しい路線となっている。
<都市間高速バス> 夜行便のみが発着する。
* オレンジライナーえひめ号(東京線、名古屋線、大阪線)
* 道後エクスプレスふくおか号(福岡線)
駅周辺
* 放生園(ほうじょうえん) からくり時計・足湯などのある小公園
* 道後温泉本館
* 道後温泉商店街 アーケードがある。
* 道後公園
* 湯築城跡
* 松山市立子規記念博物館
* 伊予銀行
* 愛媛銀行
* 愛媛信用金庫 いずれも道後支店
* 四国霊場第五十一番札所石手寺
歴史
先代駅舎・伊豫鐵道電氣時代(1930年頃)
この場所には道後鉄道以来駅の設置・廃止が何度か行われているが、それらを順に記す。なお位置関係については下記のリンク先を参照(伊予鉄道ホームページ 路面ライダー第6話「廃線跡を探せ!」)。
* 1895年(明治28年)8月22日 道後鉄道が道後駅を開業。762mm軌間。
※当時は城北方面から現在の樋又通りを経由して道後に入り、道後でスイッチバックしてから現在より東寄りのルートで松山(のち一番町、現在の大街道)に向かっていた。
* 1900年(明治33年)5月1日 合併により、道後駅が伊予鉄道の駅になる。
* 1907年(明治40年)3月 松山電気軌道が道後駅を開設。1435mm軌間。
※現在の上一万から道後まではほぼ現在の城南線と同じルート。
* 1911年(明治44年)8月8日 旧道後鉄道を762mm軌間から1067mmに改軌、電化。同年駅舎新築。
* 1921年(大正10年)4月1日 松山電気軌道が伊予鉄道に合併される。
o 5月1日 旧松山電気軌道の道後駅廃止。
* 1926年(大正15年)5月2日 一番町(現在の大街道)〜上一万〜道後の現在の城南線開通。同時に旧道後鉄道の道後〜御宝町(現在の勝山町)廃止。
* 1927年(昭和2年)4月3日 旧道後鉄道の城北線道後〜木屋町廃止
* 1960年(昭和35年)4月1日 道後温泉駅に改称。
* 1986年(昭和61年) 駅舎の老朽化に伴い、一部建材を再利用・旧駅舎を忠実に再現する形で駅舎新築。
隣の駅
伊予鉄道
城南線
3市駅線・5JR線・6本町線
道後温泉駅 - 道後公園駅
坊っちゃん列車
道後温泉駅 - 上一万駅(降車のみ)
関連項目
* 道後温泉
* 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
* 道後温泉旅館協同組合
* 伊予鉄道
* 松山市
●坊っちゃん列車(ぼっちゃんれっしゃ)フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用させていただきました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%8A%E3%81%A3%E3%81%A1
%E3%82%83%E3%82%93%E5%88%97%E8%BB%8A
坊っちゃん列車(ぼっちゃんれっしゃ)とは、非電化・軽便鉄道時代の伊予鉄道に在籍した蒸気機関車 (SL) および、そのSLが牽引していた列車のこと。
夏目漱石の小説「坊つちやん」の中で、軽便鉄道時代の伊予鉄道が「マッチ箱のような汽車」として登場しており、四国・松山の中学校に赴任する主人公の坊っちゃんがこれに乗ったことから、坊っちゃん列車と呼ばれるようになった。
2001年より、伊予鉄道により松山市内の軌道で復元運行(ただし動力はディーゼル機関)されており、以後はこちらの方を指すことが一般的である。
歴史
伊予立花駅構内に停車中の坊っちゃん列車(1930年頃)
松山駅構内に停車中の坊っちゃん列車13号機関車(1910年頃)
梅津寺公園に保存されている「坊っちゃん列車」1号機関車(実物)と客車(レプリカ)
松山市内の子規堂に保存されている客車。内部には伊予鉄道から受贈した旨の額が掲げられている。
先代の坊っちゃん列車
* 1888年 伊予鉄道がドイツ・ミュンヘンのクラウス社製の機関車(甲1形)で運行を開始。
* 1945年 老朽化と電化のため予備となっていたが、空襲による電車の被災焼損のため復活。
* 1954年 ディーゼル機関車への切り替えにより、運行を終了。
休止期
* 機関車は、伊予鉄道本社前にレプリカが、同社が運営していた梅津寺公園内に実物が保存されている。
* 客車は、松山市内の子規堂に客車1両が、保存されている。
* 1967年10月14日 かつての梅津寺パークに保存の1号機関車が鉄道記念物に指定される。
レプリカ運行の時期
* 1977年 松山市の機械メーカー・米山工業がレプリカの蒸気機関車を製作(ハ1形相当の二軸客車2両を含む)。
o 1988年5月 映画『ダウンタウン・ヒーローズ』撮影のために内子線旧線五十崎駅付近で運転。同年7月31日に映画の宣伝のため東京の越中島貨物駅で展示。
o 1989年8月17日 「みなと鉄道まつり北九州100」記念で北九州市の門司港で運転。
o 1989年10月8日 四国統一観光キャンペーン「しあわせランド四国」の一環として、旧内子駅付近で運転。
o 1994年4月9日 道後温泉で運転。(道後温泉本館百周年の記念行事の一環としてイベント運行。道後の愛媛県県民文化会館西の空き地(県有地)で、短区間の折り返し運行)
o 2000年5月3日-5日 宇和島駅構内で運転。
o 2001年3月30日-4月1日 正岡子規生誕100周年記念イベントの一環として松山駅構内で運転。
o 2001年9月14日には 北海道穂別町(現、むかわ町)主催のイベントにも貸し出され、旧国鉄富内線富内駅構内を走行した。
同列車は2006年現在、松山市内に保存されている。
復元される
* 観光関係者を中心に再現に近い形での復元運行を求める気運が高まる。
* 2001年10月12日 かつて「坊っちゃん列車」を運行し、現在も市内線(路面電車)を運行している伊予鉄道がディーゼル機関によるレプリカを市内線松山市駅前 - 道後温泉間で運行を開始する(これが今日の坊っちゃん列車)。
復元運行開始後
* 2001年10月30日 南堀端駅付近で脱線。11月1日運行再開。
* 2001年12月3日 大型客車ハ31形を増備。
* 2002年8月8日 第2編成登場。古町 - 松山駅前 - 道後温泉間でも運行開始。料金を1000円から300円に値下げ(詳細後述)。
* 2007年7月25日 古町車庫構内で入替作業中に脱線。脱線した場所が高浜線と軌道線の交差地点付近だったため、両線の列車が2時間近く運休。原因は方向転換装置の格納表示に不具合があり、全部格納していない状態で格納済みと表示したため、転換装置が本来よりも下がった位置で運行され線路と接触した。事故を受けて伊予鉄道は坊っちゃん列車を当面の間運休とした。
* 2007年9月29日 上記の事故編成が整備を終えて運転再開に向けた試運転中、城南線の西堀端駅 - 南堀端駅間で再び脱線。
* 2007年10月1日 1編成のみの運用で運行を再開。
* 2007年12月28日 7月に脱線した編成が運行を再開。
復活した坊っちゃん列車
経緯
伊予鉄道道後温泉駅前の引込み線に待機の「坊っちゃん列車」1号機関車の復元機
松山の観光のシンボルの復活として、坊っちゃん列車の復元構想は、過去、いくつか起こっては消えていた。特に、観光の目玉を増やしたい観光関係者、特に道後温泉関係者にとって関心事であった。関係者ほかで構成される道後温泉誇れるまちづくり協議会でも特別委員会をつくって復活の可能性を研究していた。
一番の難点が、蒸気機関車に付きもののばい煙であり、特に、現在の伊予鉄道の市内電車(軌道)は市街地の大通りを走っているため、観光振興の名目で新たな公害を持ち込むものと社会的に批判を受ける恐れがあった。このため、関係者間でも、蒸気機関車として本格的な復元を望む人と、ある程度妥協して現代的にアレンジしばい煙をなくした列車とすべきという人が居るなど、意見の統一を見ていなかった。
伊予鉄道が、2001年にディーゼル方式を採用した坊っちゃん列車の復元を発表、運行開始した。列車は、往時の坊っちゃん列車をモデルにディーゼル動力方式を採用、汽笛は同社OBの協力を得、制服も当時のものを復元するなど、できるだけ本格的なものにしようとした。蒸気機関車ならではのドラフト音は車外スピーカーによって鳴らす方式を採用し、煙突からは水蒸気を使用したダミーの煙を出す発煙装置を採用する等の工夫がなされている。
現在の運行の概要
* 車両:ディーゼル機関車D1形 1 + 客車ハ1形 1・2(第1編成)、ディーゼル機関車D2形 14 + ハ31形 31(第2編成)
* 製造:新潟鐵工所
* 運行系統
o 2008年現在、市内線(大手町線・城南線の古町駅 - 道後温泉駅、花園線・城南線の市駅前 - 道後温泉駅)で運行している。途中の停車電停はJR松山駅前、南堀端、松山市駅前、大街道、上一万となっている(斜体の電停では降車のみ可能、強調文字の電停では機関車の方向転換が見られる)。
運行についての特記事項
* 伊予鉄道創業時の制服を着用した機関士と車掌が乗務している。
* 客車の屋根には分岐点でポイント操作を行うトロリーコンタクターを作動させるため、ダミーのビューゲル(進路制御装置と呼んでいる)が取り付けられている。
* 道後温泉駅の専用の引込み線には2編成が夜間と、1日おきに時間調整のために留置されており、観光客がその前で記念写真を撮るなどされ、親しまれている。(上写真)もう1編成は古町車庫に留置される。
* 電車よりも出力が弱く、県庁前 - 上一万の登り勾配がきついので、道後温泉駅行き定期電車の続行ダイヤグラムとなっている。
* 復活運行開始当時は乗車には記念グッズと市内電車1日乗車券込みの1,000円が必要でしかも1区間しか乗れなかったが、2002年8月から1回乗車のみなら300円、また全区間乗車も可となるなど実質値下げされ、利用しやすくなった。
* 2006年9月よりICい〜カードでも坊っちゃん列車に乗車できるようになった。
その他
* 復元運行されている客車の1両であるハ31のオリジナルは、古町車両工場の一角に現在も保管されている。1911年製のオープンデッキ客車の実物として貴重な存在である。
* 運行再開に当たっては、路面電車のディーゼル車は札幌市交通局で過去に一度あっただけで、復元にあたっては過去のものとなった「乙種内燃車」の運転資格を復活させた。
関連項目
* 伊豫鉄道甲1形蒸気機関車 - 復元機のモデルとなった機関車
参考文献
* 中村英利子『走れ、坊っちゃん列車 日本発の軽便列車ものがたり』(アトラス出版、2003年) ISBN 4-901108-31-X
* 西井健『坊っちゃん列車物語 かまたき少年の戦後奮闘記』(アトラス出版、2003年) ISBN 4-901108-32-8
* 宮田寛之「坊っちゃんが松山に赴任した当時の伊予鉄道とクラウス1号機」
o 交友社『鉄道ファン』2001年11月号 No.487 p114-p117
* 鶴 通孝「痛快!坊っちゃん列車 伊予鉄道市内線で松山市街を駆ける」
o 鉄道ジャーナル社『鉄道ジャーナル』2002年1月号 No.423 p82-p91
外部リンク
* 伊予鉄道 坊っちゃん列車に乗ろう