知事に出席要請へ 県民大会 自民県連

議員総会決定 選挙に影響、懸念の声

2010年4月10日 09時29分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 自民党県連(新垣哲司会長)は8日、沖縄市で議員総会を開き、米軍普天間飛行場の県内移設に反対し、国外・県外移設を求める県民大会に、仲井真弘多知事の参加を求めることを決めた。議員から「仮に不参加なら、知事選で支えられない」などの声も上がり、仲井真知事の2期目擁立に大きな影響を与えるとの考えで一致。12日に県連役員が知事に面談し、移設問題への対応や大会参加の有無などを確認する。

 総会では、知事の判断を尊重するものの大会参加の意思を明確に示さない場合、知事選だけでなく、参院選など県内主要選挙に大きな影響を与えるとの意見が大勢を占めた。

 新垣会長は「県議会も全会一致で意見書を可決するなど、県民大会に向けてまとまっている。知事は参加するものと確信しているが、要請し、考えを聞きたい」と述べた。県議からは「県内移設に反対し、国外・県外を求める世論が日増しに高まる中、知事が態度を明確にしないのは納得できない。不参加の場合、2期目の擁立は困難になるだろう」との厳しい指摘もあった。

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