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2010-6-14(Mon)

■新マシン2週間

最近の更新

2010-6-13
 海の記憶
2010-6-11
 Serenade 
2010-6-1
 東京ぐるぐる物語

6月に入ってから引っ越し、Macを新しくしてから2週間が過ぎました。概ね快適です。以前は、iMac G4 1.25GHz、いわゆる「大福」とか「ヘルメット」とか言われている、非常に斬新なデザインのMacを使っていましたが、今のiMacはシンプルです。ですが細部のデザインの仕上げはさすがAppleです。

ただ、Appleのマシンは「大変もろい」という欠点があるので(マウスもキーボードも何個買い替えたか。前のiMacなんて、ラスト1年はSuper Driveが完全に死んでてDVDも見られませんでした)、そこだけが心配ですけど。

【新Mac】これが新マシンの写真です。逆光でちょっと見にくいですけど。Mac OS X 10.6にParallels Desktopを入れた上でWindows7を動作させ、Mac OS Xのウィンドウ内で見事に「ゆうとっぷ」「ツルゲーネフによろしく」「あまやどり」が動作しております。

写真では分かりづらいですが、Macの後ろにヤマハの音源ユニットMU2000を置いてまして、スピーカーはオンキョーのGX-D90を繋ぎました。以前繋いでいたサブウーファーを繋ぐ事も考えていますが、GX-D90が予想以上に良く鳴ってくれるので、ウーファーはいいかなとも思っています。

こんな感じで、引き続いてノベルゲームをちんたらプレイしていく予定です。

2010-6-13(Sun)

■表現の自由

194本目のレビュー、「海の記憶」を追加しました。ラジオドラマ風と表現しましたが、静かな雰囲気はこの作者さん独特のものですね。

さて、東京都の青少年健全育成条例の話題が一段落した感があります。私自身は、別段積極的に賛成も反対もしませんが、どちらかと言えば条例で規制する事には反対に近いでしょうか。類似の規制をする時って何でもそういう傾向がありますが、なんだか曖昧な気がして、「これなら何でも規制できるんじゃないの」という印象が強いのです。

さりとて私は、「規制などなく、何でも自由に表現できるのが正しいのだ」などとは思いません。自由に表現した結果、日本の児童ポルノやらが世界でも悪名高いものになっているのは、周知の事実ですし、匿名掲示板は(個人Blogですらも)、見るに耐えない罵詈雑言であふれています。あれこそが自由などとは、私は思いたくありません。

本当の自由とは、各自が自分の責任において、自分の表現に足かせをはめ、規制などまったくなくてもなんら問題がない状態の事だと思っています。まったく規制はないが、世の不利益になるような表現は、各人が慎む。この「まったく規制がなくても問題がない」状態こそが、本当の「表現に自由がある」状態ではないでしょうか。

自由は「何でもやりたい放題できる」事とは違います。最大の自由は、また最大の自制をおのおのに要求するものであるのです。法による規制のもとに本当の自由がないのと同様、自制のない形だけの自由は、混沌しか生みません。

私も、趣味で物を書いているので、興味をもって状況を見守ろうと思っています。

2010-6-11(Fri)

■Windows7でレビュー開始

193本目のレビュー、「Serenade」を追加。画面写真を見ていただければお分かりの通り、この作品からはWindows7でプレイしています。今のところWindowsXPと変わらない感覚でプレイできています(7がOSとしてどうなのかはおいておくとして(笑))。

明日には、新しいスピーカーも届きますので、MIDI再生環境も整います(整う……はず)。また、新iMacにはアップルの統合ソフトiWorkを入れていますが(特にワープロソフトPagesが非常に使いやすい! Wordなんて比べものになりません)、明日にはPhotoshop elementsも入ります。これで日常の環境は一通り整う事になります。

今まで通りのペースでレビューを書いていければと思います。引き続いてご愛顧のほどを宜しくお願いします。

2010-6-7(Mon)

■ノベルゲームファンの集い@新宿2

昨日はピアノサークルの「弾き合い会」でした。私が自作した曲を弾いたら、思いのほか好評だったので、次回も自作の曲を持参しようかと思っています。「カレイドスコープ」のBGMにしていた曲とか「ゆめいろの空へ」のオープニングとか(「ゆめいろの空へ前奏曲」とか名付けてます)。「カレイド」の朝のBGMを今ちょっと弾いてみたら、案外ピアノの音色にマッチしたので、そのうち弾いて録音してみるかも知れません。

では、東京オフ会レポートのその2、行ってみましょう。

我が道を行くエレベーター

新宿歌舞伎町の怪しい中華料理屋のお話の前に、東京で奇妙に思った事。東京の人って、みんなエレベーターの左側に立ち、右側をあけるんですね。どうも、右側は駆け上がっていく人のためにあけておく、という事らしいです(しかしこれって、エレベーターの保守という面からしたら、非常によろしくない気がするのは私だけか?)。

もちろん、下関にはそんな習慣はありません(それ以前に、下関にエレベーターのある建物がどれほどあるかって話なんですが)。なので、この上なく奇妙な習慣に見えます。別に、右に倣えで他の人の真似をする必要もないでしょう。だから私は、堂々とど真ん中に立ちました(爆)。

エレベーターの立ち位置で「田舎者」をアピールする私。もちろん、下から右側をあがってくる人がいたら、すかさずよけましたけど(笑)。

新宿歌舞伎町、到着

ようやく15人そろい、目的の「怪しい中華料理屋」に移動となりました。15人がぞろぞろと新宿歌舞伎町を移動する姿は、なかなかシュールです。しかしここでまたも問題が。

道玄斎「なんだか、迷ってしまったみたいだな」(なぜノベルゲーム風)

とか言いつつ、道を1本間違えていただけなのでした。無事到着してほっと一息。それにしてもさすがに「怪しい」という看板は伊達ではありません。立地といい雰囲気といい、怪しすぎます。店のオーナーの女性はチャイナドレス姿で、我々が想像する「中国っぽい日本語」のイメージそのままのイントネーション。さすがに「〜アルよ」とかは言ってませんでしたけど(笑)。

15人がめいめい席につき、なぜか私が乾杯の音頭をとって、宴の始まりとなりました。

ちなみに参加された方。出してよさそうな限りでお名前を出しますと、Aura911さんとヲサカナソフトの皆さん(「Homeless, the Vagabond」「ブラックオクトウバー」)、「さくらミント」のTAKERさんと甲二さん(「踏切」「月照〜ツキノテラス」)、「P.o.l.c.」のわたるさん(「透明な優しさ」「手紙」「秋人」)、またレビューサイト「ももいろかんづめ」の管理人であり、「あやかしよりまし祓」のスクリプトを担当されたゆつきさん、その他大勢。

Auraさんが(道玄斎さんの予想通り)ノートパソコンを持ってきてらした(しかも、OSはなぜかMac OS X 10.6)ので、私の「弥生桜の空に笑え!」の原画とかを公開。その他、他愛のない話から危険なトークまで、4時間にも渡る盛り上がりでした。NaGISA net閉鎖騒動のてんまつとか。この話は、以前ネットラジオでも話したんですが、道玄斎さんは聞き逃したらしく、是非聴かれたかったそうなので(笑)。

私と道玄斎さんの共通の発言として、「うちらが嫌いな人も、この場に来てくれればよかったのにね」というのがありました。案外、実際に顔を合わせれば話がはずむかも知れませんし。しかしだからと言って、「アンチNaGISA&道玄斎が集まって、この2人を囲むオフ」ってのは、ちょっと遠慮したい感じですけど(笑)。

そうそう、さくらミントのお二方からは「さくらミントファンディスク」をいただいてしまいました。ちょっと感動。ありがとうございました。Auraさんからは、Auraさんが実際に「旅のギタリスト」生活をしていた頃のお話もうかがえました。山口県では苦労されたそうです。そりゃ苦労するだろうなあと、山口県民の私は大いに納得。某駅前なんて、田舎すぎるし(苦笑)。

それにしても、Auraさんと道玄斎さんに場を多いに盛り上げていただきました。私と言えば、適当にしゃべってただけですが。あ、あとマジックをいくつかやったり(実はリクエストがあっても良いように、ちゃんとセッティングをしておいたというのは内緒)。

私は、こういう集まりでマジックをやると、だいたい使ったトランプはあげてしまいます。この日も2組あげてしまったので、手持ちが少なくなってきました。そろそろ新しいのを補充しないといけないかも知れません。

で、4時間に渡るトークも終了し、会はお開きに。本当はトークの内容が色々書ければいいんですが、そういう訳にもいきませんし。でも爆笑ものの話題が多かったですよ。興味のある方は、次回は是非ご参加を(次回、あるのか?)。

これは道玄斎さんのBlogには書かれてましたが、私が宿に移動しようとした時、私と道玄斎さんに声をかけてきた客引きのお兄さんがいまして。「キャバクラどうっすか?」はまだいいとして、「オカマバーもありますよ」ってのは何なんだ(笑)。

私は無事宿に戻り、翌日はちゃんと救世軍神田小隊の聖別会に出席し、午後2時過ぎの新幹線で東京を起ち、下関へもどってきたのは7時半。その翌日は仕事を休みにしていたんですが、引っ越しのための休みだったんで次の日も気が休まらず。そしてその後引っ越しも終了し、何とか今に至る、という感じです。

以上、駆け足でレポートをお送りしました。実に濃く楽しい一時で、またこういう企画があれば是非行ってみたいですね。今度こそは新幹線ではなく飛行機を使いたいですけど。

東京でお会いした皆さん、おつかれさまでした&ありがとうございました。それと、下関名物「ふく茶漬」はお気に召されましたでしょうか?(笑)。

2010-6-5(Sat)

■ノベルゲームファンの集い@新宿

ようやく少し落ち着いてきたので、5月29日に新宿で行われた、ノベルゲームファンの集い(というほど大げさなものでもないですが)のレポートを、簡単に書いてみましょう。

まずは東京へ

5月 29日、私は朝5時半に起床。軽く身支度を整えて、6時に予約しておいたタクシーに乗り、近くの(でも歩けば45分くらいかかる)駅まで。6時20分頃発新山口に乗り、厚狭まで。厚狭からこだまに乗り、新山口へ。新山口から7時6分発ののぞみ4号に乗り、一路東京を目指しました。

東京に着いたのは、11時半。やっぱり下関からだと5時間以上はかかりますね。本当は飛行機を使いたかったんですが、経済的な理由により(何せ引っ越しと重なりましたし)、今回は新幹線を利用しました。新幹線で東京まで快適に行くこつは、「道中は寝る事」だと思います(笑)。

「久住女中本舗」の道玄斎さんとは、JRお茶の水駅にて昼の1時に待ち合わせ。1時間半もあるので、東京駅の地下にてラーメンを食べました。4軒くらいラーメン屋が並んでいる一角があったので。しかし、駅の地下にあるラーメン屋で、なぜ「最後尾」なんてプラカードを持った人がいるのか(笑)。行列が苦手な私は、行列ができていない店で食べました。店の名前は忘れましたが、結構おいしかったと思います。高かったですけど。

で、その後中央線(だったと思う。自信なし)に乗り、お茶の水へ。お茶の水って出口が2つあるんですが、間違えて反対側に出てしまいました。「東京医科歯科大学が見えないぞ?」と思って、駅の横に回ったら「そういう構造の駅か!」と絶句(笑)。

東京医科歯科大学は学生時代にお世話になってるので、しばし界隈を散策。そして12時40分くらいに待ち合わせ場所へ。そうしたら、既に道玄斎さんはいらっしゃって、声をかけてきてくださいました。ま、下関土産の紙袋を持った奴がいたら、すぐ分かりますわな(笑)。

その後、ニコライ堂などを見ながら坂をくだり、まず最初の目的地である「救世軍神田小隊」へと向かいました。

心は神に、手は人に

私はクリスチャンなので、日曜はよほどの事がない限りは礼拝に出席します(日曜日が休みなのは、教会に行くためですよ!)。そして、私は救世軍の山室軍平を敬愛しておりまして、やたら本も所有してますので、救世軍の神田小隊には一度是非行ってみたかったのです。救世軍は、イギリスに本部がある国際的なプロテスタントの一派。軍隊式を模した組織運営をしており、特に災害時のボランティア活動の迅速さでは群を抜いています。

神田小隊は、山室が最初に小隊長として召された小隊(教会)なので、この機会に行くしかないと思っていました。最初は日曜の聖別会(礼拝)だけ出席する予定だったんですが、調べたらちょうど29日の午後2時半から、救世軍ジャパンスタッフバンドのコンサートがあるではないですか。これは聴くしかないと思い、道玄斎さんもお誘いして、行ってみたという訳です。

内容はなかなかバラエティに富んでいて楽しめました。何より、救世軍ジャパンスタッフバンド、レベルが高いです。東京連隊タンバリン隊のお姉さんたちが奇麗だったのも、ポイント高し(笑)。

しかし、救世軍神田小隊の目の前にドトールがあるというのは、かなりのミスマッチ感が。

究極のエレベーターを手に入れた、究極のApple専門店

午後4時前くらいに銀座へ移動しました。しかし銀座は出口が多すぎる! 何十個あるんだよって感じです。出口まで数百メートルくらい歩きましたし。あれで「銀座駅下車、徒歩5分」とか書いてたら、詐欺としか思えません(笑)。

まずは、キリスト教書籍専用フロアもある「教文館」へ。私はキリスト教書籍はたいていここで買うので、一度見てみたかったのです。

店内は、噂にたがわぬ凄い品揃え。欲しい本が何冊かありましたが、「通販で買えばいっか」と結局買わずじまい。何しに行ったんだか。しかし、下関まで帰らなければならないので、荷物は増やしたくなかったですし。

続いて、教文館のすぐ近くにある、アップルストア銀座。当日はちょうどiPadの発売の翌日だったせいか、店内はものすごい人出でした。ま、ここらあたりの詳しいレポートは、「久住女中本舗」の該当エントリーをご参照ください。しかし、ボタンが全く存在しないエレベーターというのもどうかしている気がしますが(あれは快適とは言いがたい気がするんですけど。それがApple流か)、そのエレベーター内でいきなり見知らぬ人に「ジーニアスバーは何階ですか? あなたMacオーナーでしょう?」と言われたのにはびっくりしました。ま、そりゃMacオーナーですけど(笑)。

アップルストアの4階から「Novelers' cafe」へ記念の書き込み。そしてその後、今日の待ち合わせ場所である新宿へ移動となりました。

そして新宿へ

新宿駅で下車し、まずは私がホテルにチェックイン。その間道玄斎さんは何やらトラブルに巻き込まれた模様なのですが、そこらも「久住女中本舗」をどうぞ。私はと言えば、部屋の電気のつけかたが分からず、わざわざフロントにききに行く羽目に(駄目人間)。

そして、準備万端整ったところでいよいよ今日の待ち阿波座場所、新宿駅東口(だったような気がする)へ移動。この時、かなり怪しい(風紀上よろしくない)一帯を通過しましたが、そこはまあ見てみぬ振りを。

新宿駅前は、銀座をも上回るものすごい人出で、田舎者の私は度肝を抜かれてしまいました。というか、あれでは限りなく待ち合わせにならない気がします(汗)。

しかも、道玄斎さんの携帯電話は参加者からのコールが鳴りまくり。しかたなく道玄斎さんは持っていた紙を掲げて振り回し、「紙を振ってる怪しい男が見えますか? それが私です」と何度も(10回くらい?)言う事に。参加者は15名だったんですが、新宿駅前にいた皆様からは、さぞ怪しい集団に見えたに違いない(笑)。

ようやく人数がそろい(ところが、当初は14人しかいないと思われていた。店についたらちゃんと15人いました)、目的の「怪しい中華料理屋」へ。ところが、ここでまた予期せぬトラブルが(またなのか!(笑))。というところで、次回に続く。



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