信州将棋座談会

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報告1 - 坂口 謹一

2010/04/25 (Sun) 13:03:42
ネットをご覧の皆様が、私のお願いをお聞き届けいただき、本日まで投稿を差し控えてくださいましたことに感謝申し上げます。

まず、4月4日に開催された臨時支部連合会理事会について、事実関係を時系列順に列挙しておきます。

1 今回は,竜王戦の問題についてのみ話し合うことが確認された。

2 田中会長は、本日(4月4日)を持って、自ら責任を取って会長職を辞職された。湯浅事務局長は、辞職願を提出した。

3 田中会長、湯浅事務局長の発言
竜王戦に長沢氏と馬場氏が出場することを認めるが、ただし、くじの操作等があった場合は、両氏に辞退してもらいたい。
(理由)
 今回の件について、長沢氏及び馬場氏を処分すると、その処分について、また問題が起きる。(田中会長)
 過ぎてしまったことを処分すると、過去の問題にさかのぼって処分しなければならなくなる。(湯浅事務局長)

4 長沢氏が認めた事実
(1)役員2名(長沢氏及び馬場氏)について、予選免除をした。
(2)長沢氏は、抽選をせず、自分の対局相手を決めた。

5 会議の結末
(1) 田中会長は、出席者全員に意見を求めたが、会長自身は、「竜王戦に長沢氏と馬場氏が出場することを認めるが、ただし、くじの操作等があった場合は、両氏に辞退してもらいたい。」と繰り返すだけで、長沢氏が認めた事実については、何ら裁定は下していない。
(2) 事務局長通知に対する各支部からの回答(アンケート)は、非公開であり、票決ではない。(このことは会議の終わりに湯浅事務局長自ら述べている。)この会議においては、湯浅事務局長から、10対5ということはもちろん、各支部の回答内容についても発表はなかった。(ただし、会議の席で、隣席の長沢氏にアンケートを見せている。)
すなわち、今回長沢氏及び馬場氏が竜王戦県大会に出場したのは、会議の席上で10対5の票決などがあって、参加を許されたのではない。
(3) 長沢氏並びに馬場氏からは、今回の件について、反省または謝罪の言葉は、一切なかった。
(4)最後に田中会長が、長沢氏と馬場氏に対して、「くじの操作等があった場合は、辞退してもらいたい。」と求めたが、両氏は、無言であった。
(5) これで会議は終了し、両氏は、対局(竜王戦県大会)に参加した。

報告2 - 坂口 謹一

2010/04/25 (Sun) 13:05:07
日本将棋連盟理事会の裁定について報告します。

まず、今回の問題について、日本将棋連盟理事並びに棋士の先生方が、本ネット掲示板の投稿による問題提起、意見、私たち将棋ファンの声を真剣に受け止め、ご尽力くださいましたことに心から感謝申し上げます。

今回の問題については、日本将棋連盟理事の先生方が、ご公務ご多忙で、しかも名人戦のこの時期に、理事会の議題として、2回にわたり取り上げ検討してくださいました。
正面から誠実に対応してくださったことに改めて感謝申し上げます。

日本将棋連盟の理事会の裁定は、下記のとおりです。
1長沢氏については、岡谷将棋道場支部の運営はもとより、長野県支部連合会の運営に関与させない。(岡谷将棋道場支部は大会運営をしない。)
2長沢氏に対しては、氏の細君である長沢千和子女流プロを通じて、対局態度、服装等までも含めた厳重注意をする。
3長沢氏が申し出た来年度の竜王戦への出場辞退は、そのまま認める。

今回の一連の問題についてのまとめ - 坂口 謹一

2010/04/25 (Sun) 13:07:41
4月4日の臨時会議については、時期、進行、内容などに批判すべき点が多々あったが、田中会長が辞職され、湯浅事務局長が辞職願を出されたことから、不問に付し、本掲示板の投稿は、差し控えます。
竜王戦予選の問題については、日本将棋連盟が、本掲示板の声、すなわち将棋ファンの声を真摯に受け止め、迅速かつ誠実に対応してくださったことから、これについても本掲示板の投稿は差し控えます。

今回の一連のことで良かったこともいくつかあったので、まとめておきます。

1小さな声が届いた。
今までは、強い人や強面の態度の方の言動がまかり通ることが多々あったが、本掲示板の投稿をきっかけになり、多くの方が真摯に問題を受け止められ、日本将棋連盟までが問題解決に動いてくださいました。

2臨時理事会が開かれた。
今までは、年に一度しか長野県支部連合会の理事会が開かれなかったために、問題に対応できなかった。今後も理事会や三役会を頻繁に開き、すみやかかつ柔軟な対応をしてもらいたい。

3 長野県支部連合会の理事会に支部会員の参加が認められ、公開された。
これは、開かれた組織、支部活動の活性化につながる、大きな第一歩だと思う。これからも支部会員の参加、公開は続けてもらいたい。

4 今回、将棋ファンから、の竜王戦予選の問題にとどまらず、長野県支部連合会のあり方、方向性について、真摯な意見、議論がなされたことは、今後の長野県将棋界にとってとても良かったと思う。

5 将棋ファンの良識を示すことができた。
ネットの世界は、玉石混淆とか、誹謗中傷や無責任な投稿ばかりだと思っている方もおられる。
しかし、本掲示板の投稿者、読者は、ほとんどの方がまじめに考え、きちんとした投稿されておられた。
また、私が、皆様に投稿を控えて頂くようにお願い申し上げたのをお聞き入れいただき、
静かに見守ってくださった。これは、本掲示板に集う投稿者、読者が、将棋を愛し、良識を持っていることの証だと思う。
私は、投稿者、読者の皆様に心から感謝すると共に、皆様と本掲示板を誇りに思います。

今回の私の報告について、納得がいかない方もおられると思いますが、これですべて終わったわけではありません。私は、今後も連合会の方向や将棋大会のあり方などについて考え、行動します。

皆様におかれましては、今後は、長野県将棋界(支部連合会)が良い方向へ行くような、そして何よりも将棋を指す仲間が楽しくさせる、または、増えるような意見や要望などをお寄せ頂ければ幸いです。(楽しい話題は、どんどんメインの掲示板に書いてください。)

Re: 今回の一連の問題についてのまとめ - 河合空紀

2010/04/26 (Mon) 00:49:51
皆様こんばんは。
坂口様始め、連合会役員様、日本将棋連盟の先生方。
本当に有難うございました。
うまく言葉に表す事が出来ず申し訳ありませんが、感謝しています。有難うございました。皆様が和気あいあいと出来れば最高です。
これからもよろしくお願い致します。坂口様。色々と動いて頂き本当に有難うございました。

賛成 - 東海道

2010/04/27 (Tue) 10:31:30
坂口さん 私もあなたの意見に同感です。 長野県の将棋界発展の為には 広らかれた連合会で有って欲しいものですね。

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