池田信夫 blog

Part 2

菅首相の経済政策に強い影響を与えている小野善康氏のインタビューが、産経に出ている。
--自民党政権時代の公共事業などの財政出動は効果が薄かった
「何の価値も生まない公共事業をするならば、それは労働者に対する失業手当と同じ。新しい価値を生み出す分野にお金を投入し、人を生かさなければ意味がない」  

--新しい価値生む分野とは?
「これまであまり育っていなかった分野では、例えば環境や観光インフラ、医療、健康などが考えられる。食料品のような必需品を支給したり、子ども手当のようにお金を配ったりすると、それまでの出費を代替してしまい、新たな雇用や需要は生まれない」
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2010年06月12日 14:03
経済

日本振興銀行事件への疑問

日本振興銀行の事件は、家宅捜索や木村剛前会長の事情聴取に発展した。直接の容疑である検査妨害はともかく、問題のコアである出資法違反については疑問が多い。金融庁によると、振興銀行が貸金業者から約100億円の債権を買い取る際、約1ヶ月後に貸金業者が買い戻す契約を結んだうえ、買い取り手数料を受け取ったことが「事実上の金銭貸借」であり、出資法の上限金利(年29.2%)を超える年45.7%の金利を受け取った違法行為だという。しかし金融業界では、こうしたビジネスは珍しいものではない。

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7月5日のアゴラ起業塾では、シリコンバレーに10年以上在住し、アメリカのIT業界を見てきたジャーナリスト、 小池良次さんにシリコンバレーの最新事情を話していただき、日米の落差を埋める道を考えます。

クラウド・コンピューティングやLTE(第4世代)、iPadによるタブレット時代の幕開けなど、興味深い話題が続くシリコンバレーでは、数多くのベンチャーが生まれ世界をリードし続けています。その絶えざるエネルギーの源泉は何でしょうか。今シリコンバレーでは何が起こり、IT業界はどこへ行くのでしょうか。今回は様々な情報通信系ベンチャーを取り上げながら、シリコンバレー独特の風土と仕組みを考えます。

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アゴラでも書いたが、ソフトバンクの「アクセス回線会社」は、彼らが4年前に「竹中懇談会」に提案して却下された「光ファイバー公社」と同じものである。後者ならまだ検討の対象になるのだが、「民営」だとか「NTTの株主価値が上がる」とかわけのわからないことをいうから話が混乱する。問題は「1円も税金を投入しない」ということではなく、コントロール権(議決権)の所在である。

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2010年06月10日 00:37
経済

日本の税をどう見直すか

日本の税をどう見直すか (シリーズ・現代経済研究)菅首相のいう「第三の道」は非論理的でわかりにくいが、増税して福祉に使うということらしい。これはWSJもKan-sianと評しているように、ケインズ的な福祉国家の焼き直しである。政治家がきびしい現実を直視しないのは日本に限ったことではないが、本書の示す日本の財政の現状は、首相の振りまく「増税で成長する」という幻想を打ち砕くだろう。
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菅内閣が発足した。大した期待はできないが、首相が小野理論のバラマキ路線に傾斜してインフレ目標をいわなくなったのは朗報だ・・・と思っていたら、デフレ脱却議連なる無名議員の団体が「新内閣に徹底したデフレ対策を求める緊急提言」を発表した。なかなか笑えるので、ちょっと紹介しておこう。この提言の白眉は、次の一節である:
金融政策の指針となる物価等の適正水準について、政府が数値目標(消費者物価指数対前年比2%超など)を決定する。それに基づき、日本銀行は政策手段を独自に選択し、数値目標の達成に努める。
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2010年06月06日 13:30
経済

世界経済の断層

Fault Lines: How Hidden Fractures Still Threaten the World Economy著者はIMFに出向していたときに書いた2005年の論文で2008年の金融危機を予言し、その原因まで正確に分析していた。CDSのようなtail riskをとる金融技術では、ふだんは高い収益が上がってファンドマネジャーの報酬も上がるが、万が一の場合には職を失うだけなので、彼らは合理的な水準以上のリスクを取る傾向がある――という著者の分析は、その後の金融規制改革でも重要なテーマになった。

本書はそれにも比すべき、今回の経済危機についての深い分析である。その原因を著者は「断層」(fault line)と表現し、一方で過剰消費をやめられないアメリカ、他方で過剰貯蓄を抱える日本や新興国のインバランスが直らないかぎり、断層の破断はまた起こると予想する。

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不況のメカニズム―ケインズ『一般理論』から新たな「不況動学」へ (中公新書)菅新首相の就任会見で気になったのは、次の部分だ:
小泉・竹中政権のときに、需要が足らない中で供給政策をやった。あのカルロス・ゴーンさんが日産の従業員を大リストラして、確かに日産は飛躍的に業績が上昇しました。しかし、売り上げが上昇したんじゃないんです。自動車の売り上げは変わらないけれども、経費が下がったんです。[・・・]デフレの状態でデフレ政策をとったために、まさにデフレという状況がこんなに長引いてしまった。
これはどこかで読んだことがあるな・・・と思って調べてみると、本書の182ページの記述とほとんど一言一句おなじだ。

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2010年06月04日 10:35

仮面の解釈学

仮面の解釈学サンデルなど英米のコミュニタリアンの「合理的個人」への批判は、大陸ではニーチェやハイデガー以来つづいてきた形而上学批判の焼き直しである。彼らが最近ようやく発見した「負荷なき自己」や「本質の現前」のドグマは、日本人とはもともと無縁なものだ。本書は、世阿弥などのテキストをポストモダンの目から読みなおすことによって「日本語による哲学」を実現した名著の復刊である。
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2010年06月03日 17:09
法/政治

前例主義と未来志向

今週のニューズウィークに書いたように、鳩山政権の破綻は、首相の優柔不断な性格もさることながら、内閣制度の欠陥によるところも大きい。しかし首相官邸の機能を強化しても、前例を極端に重視する霞ヶ関の風習が直らないと、このような悲劇が繰り返されるだろう。

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2010年06月02日 20:02
法/政治

構造改革は終わらない

アゴラブックスの第1弾として、片山さつきさんと私の共著『構造改革は終わらない』を発売した。これは3月と4月に3回にわけてやった対談をまとめたものだが、A5判80ページで150円。新書版なら150ページぐらいだが、中途半端なサイズなので普通は本にはならない。

本にするには半年ぐらいかかるので、政治のような動きの激しいネタはむずかしいが、電子出版なら印刷・製本を省けるので1ヶ月で完成できる。逆に数千ページある資料も、原型のまま出せる。物理的な大きさとは関係なく、本質的な情報の重要性だけが出版の基準である。売り上げの半分は著者および版元に還元する。

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株式会社アゴラブックス(東京・千代田区:池田信夫社長)は、本日よりウェブサイトで電子書籍を発刊・発売いたします。

発刊される書籍は、書き下ろしの新刊をはじめ、および既存の出版社との協力において、既刊の書籍も順次電子文庫化して発売いたします。また、著者によるダイレクト出版という形で、インターネットより広く著者を公募し、弊社にて個別に審査。質の高い原稿を電子化し、出版をおこなってまいります。その他、質の高い学術書も公募し、電子化・発売してまいります。

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2010年05月30日 21:43
法/政治

正義とコミュニティ

孤独なボウリング―米国コミュニティの崩壊と再生「アゴラ」で紹介したサンデルの『これからの「正義」の話をしよう』はアマゾンでベストセラーの第1位になり、品切れになった。それほどとっつきやすいとはいえない法哲学の本がこれほど売れるのはNHKの番組のおかげだろうが、これをきっかけに日本でも下らない「格差社会」論や「市場原理主義」批判が終息して、自由や平等についてのこれまでの成果を踏まえた論争が行なわれることを期待したい。
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iPadの発売に合わせて、各社から携帯用Wi-Fiモデムが出てきた。eモバイルのほか、NTTドコモのSIMカードで使えるものや日本通信のSIMフリー機がある。iPhoneをもっている人は、iPadのWi-Fiモデル(3Gモデルより1万円以上安い)を買ってこのWi-Fiモデムで両方に使えば、通信料金(パケット定額)が1人分ですみ、PCなどにも使える。

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ustream

きょうiPadが発売された。それに合わせてアゴラブックスも営業開始する予定だったのだが、システムトラブルで来週の月曜に延期せざるをえなくなった。申し訳ありません。その代わりといってはなんだが、Ustreamで湯川鶴章さんと田代真人さん(アゴラブックス取締役)とやった鼎談の評判がよかったので、紹介しておこう(画像をクリックすると再生)。

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2010年05月26日 02:47
経済

約束の破り方

鳩山首相の沖縄に対する「約束」が守れなかったことが大問題になっている。しかし彼が野党党首だったころ適当にした約束が、政権について実務的に検討したら守れなくなるのは、当たり前だろう。消費税にしても子ども手当にしても、マニフェストを守ることより現実をみて修正するほうが大事だ。

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昔、茨城県のタクシーで東京まで乗ってきたことがある。「霞ヶ関から首都高に乗って」といっても運転手がわからない。「外堀通りから・・・」といっても外堀通りを知らない。もちろんカーナビがなかった時代なので、都心からNHKにつくまで2時間以上かかった。このとき感じたのは、東京の道が皇居を中心に渦巻き状になっていて、全体を知らない運転手には方角がわからなくなるということだった。

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2010年05月22日 15:07
科学/文化

「自己」という幻想

ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう (講談社現代新書)学生時代に、廣松渉のゼミに1年間もぐりこんだことがあるが、そのゼミには毎回、大森荘蔵が出てきて討論していた。図式的にいえば、廣松が構造主義的な立場から「共同主観性」の優位を説くのに対して、大森がポストモダン的な「個人主観性」による価値の構成を論じる立場だった。あるとき大森が、ヴィトゲンシュタインの有名な例を出して「廣松さんには私の歯の痛みがわかりますか?」と質問したとき、廣松は「わかります」と答えた。

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ネオ・デジタルネイティブの誕生―日本独自の進化を遂げるネット世代近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書)学生と話していて違和感を感じるのは、彼らの生活にケータイが圧倒的な影響を与えていることだ。『ネオ・デジタルネイティブの誕生』は電通の行なった実態調査だが、若者の実態を世代論の図式で無理に分類している。他方で『近頃の若者はなぜダメなのか』は博報堂の調査だが、おじさんの視点で若者を一方的に断罪する。どちらも分析が混乱していて、本質的な変化がわかりにくい。もう広告代理店もモバイル世代に追いついていないようだ。

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10年ほど前、Napsterというソフトウェアが世界のレコード会社を震撼させた。CDをハードディスクにコピーして世界中に送れるP2Pソフトの先駆けだった。同じようなことが、いま書籍の世界で起きようとしている。


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書評した本


Fault Lines: How Hidden Fractures Still Threaten the World EconomyFault Lines
★★★★★
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ドル漂流ドル漂流
★★★★☆
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仮面の解釈学仮面の解釈学
★★★★★
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これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学これからの「正義」の話をしよう
★★★★☆
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ソーシャルブレインズ入門――<社会脳>って何だろう (講談社現代新書)ソーシャルブレインズ入門
★★★★☆
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政権交代の経済学政権交代の経済学
★★★★☆
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ゲーム理論 (〈1冊でわかる〉シリーズ)ビンモア:ゲーム理論
★★★★☆
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丸山眞男セレクション (平凡社ライブラリー ま 18-1)丸山眞男セレクション
★★★★☆
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ポスト社会主義の政治経済学―体制転換20年のハンガリー:旧体制の変化と継続ポスト社会主義の政治経済学
★★★☆☆書評




〈私〉時代のデモクラシー (岩波新書) (岩波新書 新赤版 1240)〈私〉時代のデモクラシー
★★★★☆
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マクロ経済学 (New Liberal Arts Selection)マクロ経済学
★★★★☆
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企業 契約 金融構造
★★★★★
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だまされ上手が生き残る 入門! 進化心理学 (光文社新書)だまされ上手が生き残る
★★★☆☆
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バーナンキは正しかったか? FRBの真相バーナンキは正しかったか?
★★★★☆
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競争と公平感―市場経済の本当のメリット (中公新書)競争と公平感
★★★★☆
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フーコー 生権力と統治性フーコー 生権力と統治性
★★★★☆
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iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (brain on the entertainment Books)iPad VS. キンドル
★★★★☆
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行動ゲーム理論入門行動ゲーム理論入門
★★★★☆
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「環境主義」は本当に正しいか?チェコ大統領が温暖化論争に警告する「環境主義」は本当に正しいか?
★★★☆☆
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REMIX ハイブリッド経済で栄える文化と商業のあり方REMIX★★★★☆
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行動経済学―感情に揺れる経済心理 (中公新書)行動経済学
★★★★☆
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フリーフォール グローバル経済はどこまで落ちるのかフリーフォール
★★★☆☆
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現代の金融入門現代の金融入門
★★★★☆
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学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識学歴の耐えられない軽さ
★★★☆☆
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ナビゲート!日本経済 (ちくま新書)ナビゲート!日本経済
★★★★☆
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ミクロ経済学〈2〉効率化と格差是正 (プログレッシブ経済学シリーズ)ミクロ経済学Ⅱ
★★★★☆
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Too Big to Fail: The Inside Story of How Wall Street and Washington Fought to Save the FinancialSystem---and ThemselvesToo Big to Fail
★★★★☆
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世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)世論の曲解
★★★☆☆
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Macroeconomics
★★★★★
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マネーの進化史
★★★★☆
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歴史入門 (中公文庫)歴史入門
★★★★☆
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比較歴史制度分析 (叢書〈制度を考える〉)比較歴史制度分析
★★★★★
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フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略フリー:〈無料〉からお金を生みだす新戦略
★★★★☆
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新潮選書強い者は生き残れない環境から考える新しい進化論強い者は生き残れない
★★★☆☆
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労働市場改革の経済学労働市場改革の経済学
★★★★☆
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「亡国農政」の終焉 (ベスト新書)「亡国農政」の終焉
★★★★☆
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完全なる証明完全なる証明
★★★☆☆
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生命保険のカラクリ生命保険のカラクリ
★★★★☆
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チャイナ・アズ・ナンバーワン
★★★★☆
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成功は一日で捨て去れ
★★★☆☆
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ネット評判社会
★★★★☆
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★★★★★



アニマル・スピリット
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ブラック・スワン
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市場の変相
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Against Intellectual Monopoly
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財投改革の経済学
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著作権法
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The Theory of Corporate FinanceThe Theory of Corporate Finance
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★★★★☆



つぎはぎだらけの脳と心
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倒壊する巨塔
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傲慢な援助
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In FED We Trust
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思考する言語
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The Venturesome Economy
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CIA秘録
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生政治の誕生
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Gridlock Economy
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禁断の市場
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暴走する資本主義
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市場リスク:暴落は必然か
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現代の金融政策
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テロと救済の原理主義
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秘密の国 オフショア市場
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