全国有数の和牛産地である宮崎県都城市で、口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある牛3頭が陽性と判定されました。感染防止に向けて、政府は10日朝に対策本部の会合を開きました。

 菅直人総理大臣:「大変、大きなある意味では危険な意味での節目にあたります」
 都城市内の農場で9日、よだれなど口蹄疫特有の症状を示す牛3頭が見つかり、検体を東京の動物衛生研究所に送って検査した結果、陽性と分かりました。農場の牛208頭はすでに殺処分されています。都城市は国内最大級の畜産エリアで、黒豚の一大産地で知られる鹿児島県に近いことから緊張が走っています。

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