都城市で口蹄疫の感染疑い、208頭処分

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都城市で口蹄疫の感染疑い、208頭処分

< 2010年6月10日 13:11 >
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 牛や豚のトップクラスの産地である宮崎・都城市にある農場で、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いのある牛が見つかり、県は10日、農場の牛すべてを殺処分した。10日午前のうちには埋却を終える予定。これまで感染が広がっていた地域から50キロ離れた都城市に飛び火し、感染が広がれば宮崎にとって大打撃となる。

 感染の疑いのある牛が見つかったのは都城市の農場で、肉用牛3頭が遺伝子検査の結果、「陽性」だった。これを受け、県は10日未明、この農場が飼育する牛208頭すべてを殺処分した。10日午前中には埋却を終える予定。

 また、疑い例の出た農場周辺の農家への電話による聞き取り調査では、今のところ、口蹄疫とみられる症状がある牛や豚はほかに出ていないという。

 首相官邸では10日朝、緊急の対策本部が開かれ、感染を拡大させないために迅速な初動対応を行うことを確認した。消毒ポイントの増設や警察などの人的支援を徹底させる。

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