口蹄(こうてい)疫 都城市に飛び火 菅首相「内閣は緊張感持って一丸となり対応」
宮崎県で発生している口蹄(こうてい)疫は、鹿児島県境の畜産基地、都城市に飛び火し、懸命の防疫作業が行われている。
こうした中、政府は9日夜に引き続き、口蹄疫対策本部を開いた。
菅首相は、「大変、大きなある意味では危険な意味での節目にあたりますので、内閣、緊張感を持って、一丸となって対応していきたいと思いますので」と述べた。
この中で菅首相は、迅速な初動対応の重要性をあらためて確認したうえで、消毒の徹底や埋却などの措置を急ぐよう指示した。
政府は、徹底した消毒態勢をとるため、自衛隊や警察を10日朝に新たに追加で派遣したほか、今後、菅首相や山田農水相が宮崎県に入ることも検討することにしている。
また、新たに政府の現地対策本部長となった篠原農水副大臣が、10日午前に宮崎県に入り、対応にあたっている。
(06/10 11:49)