参院選に向けて朝日新聞社が12、13の両日実施した全国世論調査(電話)によると、参院比例区の投票先は民主43%、自民14%と民主が圧倒した。民主は前回調査(8、9日)の39%からさらに伸ばした。消費税引き上げの賛否を聞いたところ、賛成が49%で反対の44%を上回った。内閣支持率は59%(前回60%)、不支持率は23%(同20%)。
参院選連続世論調査―質問と回答〈6月12・13日〉投票先は「いま投票するとしたら」として聞いた。民主の43%は、昨夏の衆院選前の連続調査で記録した最高値42%に匹敵する。
参院選で「議席を伸ばしてほしい政党」でも、民主が40%で自民17%、みんな7%を大きく引き離した。
消費税引き上げについて、民主支持層は全体と同じ傾向の賛成51%、反対43%。自民支持層は賛成が64%と特に多く、反対は33%。無党派層は44%対46%と相半ばする。
菅直人首相への期待度を聞くと、「大いに」17%、「ある程度」51%を合わせ「期待している」が7割、「あまり」25%、「まったく」7%を合わせ「期待していない」が3割。政党支持では民主が40%(前回38%)、自民が過去最低の12%(同14%)。
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朝日新聞社では参院選に向けて、内閣支持率や投票先の動向を探る連続世論調査を実施していきます。