口蹄疫の問題で揺れる宮崎県で、これまで発生が確認されていなかった都城市の農場でも口蹄疫の疑いがある牛が確認されました。宮崎県はこれらの牛を殺処分する方針です。
「3頭に口蹄疫の症状を確認した」(県の担当者)
9日午後、口蹄疫の疑いがある牛3頭が、都城市の農場で確認されました。口蹄疫は、これまで宮崎県川南町を中心に感染が広がっていましたが、離れた位置にあり全国有数の畜産地帯である都城市で、初めて感染の疑いが確認されたことで、地元には衝撃が走っています。
疑いがもたれた牛3頭は、感染拡大を防ぐため、同じ牛舎で飼育されていた6頭とともに宮崎県が殺処分する方針です。(09日23:09)