「playz(プレイズ)」2005年問題(?)
テーマ:this is tireman色々なタイヤに関する問題点を指摘もして来た当ブログですが、我が社が取り扱ってる「ブリヂストン」にも、首を傾げるような問題が少なからず見つかったりします。
それがタイトルにもあります、「playz」の初期モデルの”タイヤが減らない!”と言う問題なのです。
と、書くと「何だ、タイヤが減らないんだったら言う事無いじゃない!」と言う声が聞こえてきそうですが、それがそうでもないのです。
タイヤが減らないと言う事は、ただただ劣化が進む!と言う事なのです。
我が家のムーヴに履かせた「playz PZ-1」。装着から間もなく4年と30,000kmを迎えますが、残溝は全て4,5mm以上有り、普通のタイヤだと後20,000kmは優に走破出来る位溝が残ってます。
だけど、年月が経った外観はこんな風になって来てます。
まるで某欧州系メーカーのタイヤみたいに、クラック(ひび割れ)の進行が進んで来てます。
このままだと、溝が無くなる前にクラックによる危険度の方が先に来てしまいそうです。
この「playz PZ-1」。発売当初から、性能の割に磨耗が少ない!と、かなりの高評価でした。それがここに来て、あまりの磨耗の少なさに劣化の心配をする始末・・・
但しメーカーは発表してませんが、2007年モデルからは明らかにタイヤが柔らかく、他のタイヤ並みの磨耗スピードに仕様変更されていると思います。
新品時のトレッド(溝の切ってある部分)部分の柔らかさや、同じ黒色でもより黒々とした!等の変化には薄々は気付いてましたが、ここに来て磨耗のスピードの違いがハッキリとして来ました。
一般ユーザーの方からしたら、減らないタイヤは理想かもしれませんが、年月が経って硬化したタイヤは、性能も顕著に落ちています。
性能の落ちた事に気付かず、クラックの進むタイヤを長期に渡って使うのが良いのか?それとも一般のタイヤ並みに磨耗して性能の落ちが少ない方が良いのか?
メーカーは”安全”を最優先して後者を取ったのだと思います。(と言うか、そう思いたい(;^_^A)
タイヤのサイド部分に刻まれたシリアル番号の、最後の二桁が”05”と、”02~1206”(○○週06年製と言う意味)の「playz PZ-1」を装着されている方。
上二つの写真位のクラックは問題ありませんので、小まめにチェックしながら乗り続けて下さいね。
タイトルは大袈裟でしたが、こうしてタイヤも変化を続けているのですねぇ。
1 ■減らなければ…
こんな問題が発生するんですね~!
なるほど、ある程度のサイクルで磨耗した方が、オーナーも交換する気になりますし、なにより安全なんですね。
勉強になりました!