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殺処分、埋却遅れが感染広げる~専門委
家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の拡大を受け、専門家による牛豚等疾病小委員会が13日に農水省で開かれ、感染した家畜を殺処分して埋める作業の遅れが感染を広げていると指摘した。
牛豚等疾病小委員会は、感染が疑われる牛や豚合計約3万頭が現在も殺処分されず埋められていない状況について、速やかに処理すべきだと強調した。その上で、迅速に埋める処分が終わり、ウイルス発散の危険性がない宮崎・都城市や宮崎・日向市、宮崎・西都市、宮崎市は、まだ予防のためのワクチン接種の段階にないとした。
また、今後、新たに感染の疑いが出た場合、周辺1キロ圏内の農家へは立ち入り調査を行うほか、大規模農場の家畜は血液を採取した抗体検査を行うべきだと提言した。
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