青森

　昨年１１月に三沢市の民家で女性会社役員が襲われて現金などが奪われた事件で、三沢署と県警組織犯罪対策課などは９日までに、同市の指定暴力団住吉会住吉一家二代目西村会の幹部、川村肇受刑者（５５）＝覚せい剤取締法違反の罪などで服役中＝ら５人を強盗致傷容疑で逮捕した。

　逮捕されたのは川村容疑者の他、埼玉県行田市棚田町１、自称会社員、吉川悦樹（４２）▽神奈川県座間市相模が丘５、自称リサイクル業、成相龍昭（５５）▽無職、押田誠（４７）＝覚せい剤取締法違反の罪で服役中▽三沢市桜町２、土木作業員、福田晃久（２９）－－の４容疑者・受刑者。

　容疑は昨年１１月１３日午後４時ごろ、三沢市中央町４の女性会社役員宅に押し入り、女性に暴行して胸の骨を折るけがなどをさせたうえ、現金約２５０万円と貴金属類など４４点（約５００万円相当）を奪ったとされる。