ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 岡山 > 記事です。

岡山

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

研修会:湯地准教授、子どもとゲームの付き合い方講演--岡山・中区 /岡山

 中区桑野の岡山ふれあいセンターで11日、幼稚園から中学校のPTA役員を対象とした研修会があり、比治山短大の湯地宏樹准教授が「子どもと電子メディア」と題して講演した。

 湯地准教授はテレビゲームのマイナス点として、視力低下や攻撃性・社会性への影響、生活習慣の乱れなどを指摘。3次元映像のより写実的なゲームと攻撃性の関連を指摘する研究が増えたと紹介した。一方、ゲームには情報社会への適応能力や空間認知能力などを伸ばす利点もあるという。

 湯地准教授は、鬼ごっこや野球などの伝統的な遊びの重要性を強調。保護者のメディアとの接し方が子供にも影響することを説明し、保護者がうまくメディアと付き合いながら子どものゲーム時間を制限するよう訴えた。岡山市立太伯小(東区)のPTA副会長、三宅寛司さん(45)は「テレビ番組やゲームに暴力表現は多く、特にゲームの描写がリアルになった点が気がかりに感じた」と話した。【石川勝義】

毎日新聞 2010年6月12日 地方版

PR情報

岡山 アーカイブ一覧

 
郷土料理百選
地域体験イベント検索

おすすめ情報

注目ブランド