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堀ちえみ 1年半別居の末に離婚成立

 離婚会見中に涙をみせる堀ちえみ(撮影・持木克友)
 離婚会見中に涙をみせる堀ちえみ(撮影・持木克友)

 タレントの堀ちえみ(43)が12日、松竹芸能東京支社で会見し、2000年に結婚したフリー編集者の夫(43)と、10日に離婚が成立したことを明かした。価値観の違いで1年半前から別居していたそうで、堀にとっては2度目の離婚。慰謝料はなく、4男1女の親権は堀が持つ。小学4年の四男、同2年の長女の養育費は定額は決めず、前夫に任せるとした。5人の子供と堀は今後も夫の姓を名乗るという。“バツ2”となった堀は「もう結婚は考えたくない」と3度目には否定的で、仕事に精力をつぎ込むという。

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 2度目の離婚という結果に自身を責めた。再々婚の可能性を聞かれた堀は「2回目もダメっていうのは、私ってダメな人間じゃないかと、自分で一番情けないと思うところ。もう結婚は考えたくない」と正直な気持ちを吐露した。会見前の都内での著書出版イベントでは、笑顔でチャーハン作りを実演したが、約1時間後の会見では表情は曇ったままだった。

 決定的なものはないまま、夫婦の亀裂は深まった。約3年前にフリーとして独立した夫が、約1年半前に大阪の自宅を出て、徒歩2分の場所にある事務所に寝泊まりするようになったという。

 理想主義と現実主義との考え方の違いを例に出した堀は「私は仕事も家庭もがむしゃらに頑張っていきたいタイプ。彼は大きなロマンを持ってて夢を果たしたい。妻として理想についていってあげることができなかった」とし、「籍ということで彼を縛りたくなかった。40(代)の男は若い。将来があると思ってる」と前夫へエールも送った。

 一部マスコミに別居の事実を感づかれ、6月9日に電話で話し合うと約10分間で離婚で一致。翌10日に堀の父親が離婚届を取りに行き、両者がなつ印した上で、堀の父が大阪市内の区役所に提出した。子供たちも納得しているという。

 最初の夫との間に3児をもうけたが別れ、10年前に結ばれた相手とも添い遂げることはできなかった。左手から右手薬指に指輪を移した堀は「私は子供たちにも恵まれてますし、もうこれからは仕事を…」と話すと涙をぬぐった。一息つき、「一生懸命やって、(下の)子供が大きくなってからですけど、(より一層仕事を)頑張っていきたい」とキッパリ。

 3度目はこりごりのようで、仕事に生きる固い決意を明かした。






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