新ユニット「ＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳ」決定！打倒ＡＫＢ４８だ

オーディションに合格したＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳ

　大手エンターテインメント会社「エイベックス」が１２日、東京・中野サンプラザで創　業以来初のアイドルオーディションの最終選考を行い、応募総数約７０００人の中から１２～２１歳の１２人のメンバーが決定した。１２人はユニット「ＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳ」として、ＡＫＢ４８を筆頭にした“アイドル戦国時代”に参戦。８月７日に開幕する同社主催のライブ「ａ―ｎａｔｉｏｎ」でお披露目される。

　“アイドル戦国時代”に、また１つ、大型ユニットが名乗りを上げた。浜崎あゆみ（３１）ら人気アーティストが多数在籍するエイベックスが、８８年の創業以来、初めて開催したアイドルオーディションで、１２人組の「ＳＵＰＥＲ☆ＧｉＲＬＳ」が誕生した。

　０９年１２月から始まった選考は、この日、５次審査の最終選考を迎え、２４人が参加。３組に分かれ、音楽プロデューサー・小室哲哉（５１）らが制作した課題曲などを披露。「１０年後まで頑張り続けるグループに。一人一人の個性が非常に明確で、同じキャラクターは２人いないという個性派ぞろい」（オーディション・プロデューサー）として選ばれたメンバーが発表されると、１２人は「本物のアイドルになれた！」と涙で顔をくしゃくしゃにした。

　先日、メンバー選抜総選挙を行ったＡＫＢ４８は社会現象となっているほか、「モーニング娘。」やアイドリング！！！など、今やアイドル戦国時代と言われている。約７０００人の中から勝ち抜いた勝田梨乃さん（１５）は「人気だけでなく歌もダンスも、ＡＫＢ４８を超えられるような大きいアイドルになりたい」と、大きな目標を掲げた。稼農楓さん（１７）も「東京ドームでライブをやりたい」と目を輝かせた。

　選考委員は小室や同社の松浦勝人社長（４５）らが務め、小室は「歌が大事。頑張って表現力を伸ばして」とアドバイスを送った。

　１２人は、８月７日に愛媛県総合運動公園で開幕する「ａ―ｎａｔｉｏｎ」（４か所６公演）の大舞台で、最終選考の課題曲となった３曲を披露してデビューを飾る。ＣＤデビューは、しばらく先になるという。

　合格者の荒井玲良さんは昨年、米倉涼子（３４）や上戸彩（２４）を輩出した「全日本国民的美少女コンテスト」の最終選考（グランプリ・工藤綾乃）で落選しており、見事リベンジ。渡辺ひかるさんは「モーニング娘。」８期生オーディション（光井愛佳が加入）を受験。同期受験者に、同じく落選しながら「ＡＫＢ４８」で活躍する柏木由紀（１８）がいる。