2010年 6月 12日
JR岡山駅前の商店街で火事
12日昼前、岡山市中心部で店舗兼住宅の一部を焼く火事がありました。ケガをした人はいませんでした。12日午前11時すぎ岡山市北区駅前町で、焼肉店を経営する浅野好美さん(75)方の店舗兼住宅の2階から火が出ているのを買い物から帰ってきた浅野さんが見つけ110番通報しました。火は約20分後に消し止められましたが、住宅のある2階部分を焼いたほか、西側に隣接する空き家の壁などを焼きました。浅野さんは1人暮らしで逃げ出して無事でした。1階の焼肉店は出火当時、店は開いておらず客はいませんでした。住宅の仏壇のあった付近がよく燃えていたということで、警察と消防で出火との関連を詳しく調べています。

変電所に中学生が侵入し感電
11日夜、玉野市の変電所に男子中学生3人が侵入し感電する事故がありました。2人がヤケドを負いましたが命に別条はないということです。11日午後8時すぎ、玉野市迫間の中国電力玉野変電所に市内に住む中学3年生の男子生徒3人が高さ約2メートルのフェンスを乗り越え侵入しました。このうち1人が変電所に設置している避雷器に近づいたところ感電し、側にいた男子生徒1人も感電しました。2人は手などにヤケドを負い病院に運ばれましたが、命に別条はないということです。避雷器は雷から変圧器を保護する機器で、6万6000ボルトの電線とつながっていました。3人のうちケガの無かった生徒は警察の調べに対し「興味本位で入った」と話しているということです。この事故の影響で周辺の約1万2000世帯が一時停電しました。

宇高航路100周年メモリアルクルーズ
宇野と高松を結ぶ連絡船が就航して12日で100周年になるのを記念してかつての宇高連絡船を再現したメモリアルクルーズが行われました。これは「船の祭典2010」のイベントの1つとして行われたものです。12日はフェリー1隻を貸し切り、3000通の応募者の中から抽選で選ばれた150人とツアー客あわせて200人余りが乗り込みました。船内では元船長の合田功さんによる連絡船の歴史などの説明が行われたほか、当時利用客に人気だった「連絡船うどん」も振舞われました。船は宇野港沖で折り返し2時間10分ほどで高松港に帰りましたが、参加者は22年前瀬戸大橋の開通と共に姿を消した連絡船を思い出しながら、船の旅を楽しんでいました。

フリーマーケットにぎわう
約300のブースが出店する大規模なフリーマーケットが12日から高松市で始まり、大勢の人でにぎわっています。このフリーマーケットはOHKと高松リビング新聞社が共同で開いているものです。ブースのうち半数以上は個人の出店で、家の中で眠っている服や靴、日用品などを家族総出で売っている店もあります。この他、婦人服や子ども服が1着100円で販売されている店もあり、掘り出し物を求めて大勢の人が訪れていました。また、会場にはOH!くんとの記念撮影コーナーやすべり台などの遊具も設置され、子どもたちの人気を集めていました。このフリーマーケットは高松市のサンメッセ香川で13日も開かれます。