10日、中国が二重国籍の取り締まりを加速させており、中国籍を残したまま外国籍も取得した「隠れ二重国籍者」たちをビクビクさせている。写真は上海万博米国館で展示された中国系米国人たちの写真や映像。

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「隠れ二重国籍者」の取り締まりを強化、発覚すれば中国籍をはく奪へ―中国
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2010年6月10日、中国が二重国籍の取り締まりを加速させており、中国籍を残したまま外国籍も取得した「隠れ二重国籍者」たちをビクビクさせている。香港紙・星島日報が伝えた。

カナダ・ブリティッシュコロンビア大学のElaine Lynn-Ee Ho博士によると、海外生活に憧れてカナダに渡り、国籍まで取得したものの生活が成り立たず、中国に戻るケースが後を絶たない。現在、中国または香港在住の中国系カナダ人は約30万人。その多くは中国籍も残したままとなっている。だが、中国政府は二重国籍を認めていないため、見付かり次第、中国籍ははく奪される。

中国で生活する上で中国籍がないと不動産購入の際など面倒なことが多々あるが、せっかく取得したカナダ国籍も捨てたくない。だからといって、カナダに戻っても生活できないという矛盾を抱えた人が多いという。こうした現状を受け、カナダ・アジア太平洋基金会の張康(ジャン・カン)研究員は中国当局に対し、「彼らが落ち着いて生活できるよう、二重国籍を認めてほしい」と訴えている。(翻訳・編集/NN)
2010-06-12 18:40:06 配信

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