自宅の屋根裏部屋で風邪薬から覚せい剤を作ったとして、イラン人の男2人が逮捕されました。覚せい剤製造の摘発は極めて異例です。
アリ・バフィ・モハマド容疑者(46)ら2人は去年7月から今年4月にかけて、神奈川県相模原市の自宅で、風邪薬から成分を抽出して覚せい剤を密造した疑いが持たれています。警視庁によると、屋根裏部屋からは大量の風邪薬やフラスコなどの器具のほか、ペルシャ語で書かれた覚せい剤製造マニュアルが見つかりました。器具には、精製されたとみられる覚せい剤の成分がついていました。モハマド容疑者らは容疑を否認しているということです。警察庁によると、原料からの覚せい剤製造で摘発したのはオウム事件だけだということです。