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国内外のニュース【国際】イラン加盟封じる規約採択−上海協力機構の首脳会議 (6/11 19:17更新) 【モスクワ共同】ロシアと中国、中央アジア4カ国でつくる上海協力機構(SCO)の首脳会議が11日、ウズベキスタンの首都タシケントで開かれた。加盟各国は同日、国連制裁下にある国の加盟を認めないとする加盟規約を採択。ウラン濃縮継続を理由に国連安全保障理事会の追加制裁決議を受けた準加盟国イランの正式加盟を事実上封じた。 タス通信によると、採択された加盟規約はSCO加盟の条件として国連の制裁を受けていないこと、他国との軍事的対立を抱えていないことを明記。イランは2005年に準加盟国となり、SCOを主導するロシア、中国と良好な関係を保ってきたが、正式加盟は当面排除された。 11日の全体会合でロシアのメドベージェフ大統領は、加盟の前提条件を明文化することで「SCOはより開かれた組織となる」と評価した。 首脳会議には、中国の胡錦濤国家主席やカザフスタンのナザルバエフ大統領らが出席。イランのアハマディネジャド大統領は出席を見送った。 【戻る】 |