NHK宮崎県のニュース 宮崎放送局
種牛は再検査でも感染なし
宮崎県は、12日夜、記者会見して、宮崎牛の主力の種牛5頭について、家畜の伝染病、口てい疫のウイルスに感染した痕跡がないかどうかを確認する「抗体検査」を再び行った結果、5頭とも陰性だったと発表しました。
特例として、山あいの農場に移動した宮崎牛の主力の種牛5頭については、同じ農場にいた別の1頭に口てい疫の疑いが出たため、遺伝子検査を2週間続け、今月5日に、いずれも感染していないことが確認され、その翌日の6日には、血液を調べて、ウイルスに感染した痕跡がないかどうかを確認する「抗体検査」でも感染していないことが確認されました。
宮崎県は、その後も感染していないかどうかを確認するため、おと10日に再び5頭の血液を採取して東京の動物衛生研究所に送り、「抗体検査」を行った結果、すべて陰性だったと、12日夜、明らかにしました。
この結果を受けて、宮崎県は、5頭がいる西都市の山あいの仮設農場から半径10キロ以内の地域で、家畜の移動を禁止していた措置を13日の午前0時で解除することにしています。しかし、「仮設農場の周囲5キロには、畜産農家がなく、ほかに安全な避難先は見当たらない」として、宮崎県は、当面、5頭の種牛を今の農場で飼育することにしています。
06月12日 21時53分
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