2010/6/12
府立図書館の職員が去って行った上司を辛辣に批判しているブログを見つけた 京都府立図書館
日本国民には言論の自由がある。上司への批判があれば、自由にしていいのだ。たとえ地方公務員には守秘義務があるとしても、それが府民の利益につながるなら、自由な意見の陳開も認めるべきだ。
職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする(地方公務員法第34条第1項)以下に京都府立図書館の総務課企画調整係に勤める是住久美子主事の2010年1月7日のブログから引用する。
今の仕事は、研修会の運営などのイベント事が無い時は、基本的にはシステムの維持管理(という名の業者との交渉事)とユーザーからのヘルプデスクをしていればいいわけで、それさえしっかりやっていればカウンターを主体にしている係などと比べて自分の時間がかなりあります。その時にもっと前向きな積極的な仕事をするべきですが、最近は長年放置されてきた書類の整理とか後ろ向きなことばかりやっているような気がします。
ヘルプデスクの仕事は、すでに図書館にいない人たちが様々な紆余曲折の上に、人的な歪みを持ち、システム的な欠陥を残したまま半ば強行的に開始し去って行った特定のサービスに対することが多く、その尻拭いをずっと行っているようです。
しかも一度始まったサービスを変える・もしくは停止することは通常考えられないので、私の後の人もみんな苦しめられるのです。でも私の後をしてくれそうな人は、ほとんどいないのです。そもそも私を最後に新人が入っていないのが根本的にダメで、定年退職などでベテランが去った後は、まったく別の部門のお荷物になった人の最終的な受け入れ施設のように扱われれているため、年々図書館としてのトータルなサービス指数が下がっているような気がします。こういうことが積み重なって、これだけの人件費を払うなら委託・指定管理にしたほうがいいということになる典型的な例になるような気がします。
いっそのこと委託・指定管理にしたほうがいいのかもしれないとも思えてきてしまいます。
自分の職場という小さな世界だけではなくて、もっと外の世界に触れて、きらっと光る人達に触発されて、頑張ろうと思える原動力をもっともっと吸収しに行かなくてはならないと思います。
毎年同じことを思っているような気がします。
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テーマ: 図書館