政界ビックバンのお話
秋から始まる日本政界のハチャメチャ
最近記者クラブに顔を出す機会もめっきり減ったが、それでもありがたいことに福島にいても色々伝えてくれる人がいるのでありがたい。
今永田町の政治家の関心事は実は参院選挙の結果よりは、その後にやってくる民主党の内紛と権力闘争、それと平行して起きるだろう自民党の内紛と権力闘争の二つだと言うのです。
今回の参院選挙で民主党の大負けはなくなってしまいました。今この問題で自民党では谷垣総裁と執行部の無能さを指摘する声が挙がっている。
なぜ、自民党は鳩山内閣への不信任案決議を出さなかったのか?提案すれば当然民主党はこれを否決した。不信任を突きつけられ、これを否決した内閣が自ら辞めるということは殆ど例がない。
自民党としては鳩山内閣を辞職させないで、鳩山首相のままで選挙に臨ませることは可能だった。しかし、谷垣総裁は不信任決議の提案を出すタイミングを失った。
公明党やみんなの党と一緒に提案することにこだわったのかもしれないが、単独でも提案は可能でした。何故それをしなかったのか?
鳩山首相の逃がしてしまった、その最大の責任者は谷垣総裁本人です。本来であれば責任を取って今すぐ辞めるべきでしょう。自民党の議員は皆さん呆れ果てています。
民主党の幹事長を退くことになった小沢一郎ですが、秋には原口一博総務相を擁立して菅直人氏と真っ向から勝負に出ようとしています。
参院選挙で民主党が負ければ菅直人政権は秋には崩壊します。参院選挙で勝った場合ですが大勝でない場合は党内でかなり激烈な権力闘争が繰り広げられるでしょう。
仙谷官房長官を筆頭に反小沢派が“小沢の抹殺”に動きだしますが、果たして殺せるかです。逆襲される可能性がかなりあると思います。
原口氏で勝てればそれで良いが、もし原口氏で勝てなければ、小沢は民主党を出ることになるでしょう。その時に小沢が狙うのが政界ビックバンというわけです。
みんなの党の渡辺喜美代表は朝日新聞社の取材に対して今年2月にこのように述べていました。
asahi.com(朝日新聞社):インタビュー:目指すは政界ビッグバン ...
自民党は「崩壊過程に入っている」とする一方、民主党も主張してきたことと現在行っていることとのかい離が甚だしいと酷評。小沢一郎民主党幹事長が純化路線を取り自ら民主党を壊す時こそ「みんなの党の出番だ」とも語り、年内にも政界再編に向けた動きが加速する可能性を示唆した。
以上
民主党脱党組ーみんなの党ー公明党ー自民党脱党組
これらが秋には新しい政治勢力をつくる可能性もあるというわけです。
新しい保守主義を目指す動きもここに来て活発になって来ました。自民党の安倍晋三氏のグループとたちあがれ日本(平沼赳夫代表)日本創新党(山田宏党首)が参院選挙後に連携を強めて行くことで一致しています。
最近の安倍晋三氏は以前よりヤル気があるようだと自民党の関係者は言っている。麻生太郎元首相の人気も若者にはまだまだ高いものがある。
秋の政界ビックバンは小沢一郎が主役ですが、そこに安倍・平沼・麻生の3名がどのように対峙するのか?
本当に面白くなるのは、参院選挙後のことになるでしょう。
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