五島アイアンマン、済州島で代替開催 口蹄疫問題受け7月11日に
口蹄(こうてい)疫の影響で中止となった五島市の「アイアンマンジャパントライアスロン五島長崎」の代替大会が7月に韓国・済州島で開かれることが11日、分かった。五島の大会に出場予定だった選手は30日まで申し込みができる。
国内外のトライアスロン大会を運営し、韓国の大会の窓口となった会社、アスロニア(東京)によると、世界のアイアンマン大会を管理するワールドトライアスロンコーポレーション(WTC、米国)から数日前に代替大会のエントリー手続きの対応を委託された。WTC側は五島大会に照準を合わせて練習を重ねた選手に配慮し、急きょ韓国での開催を決めたという。
地元の大会と併せる格好で、大会名は「2010済州国際トライアスロン+アイアンマン資格取得大会」。7月11日に開催し、五島とほぼ同距離のコースを17時間以内で競う。五島大会に配分されていたハワイでの世界選手権の出場枠50人分も適用される。
申し込みはアスロニアの大会用ホームページ(http://www.athlonia.com/race/korea_imaj/)から。参加料は5万円。11日に募集を始めた。
一方、五島大会の実行委は11日、選手の旅費キャンセル料負担による運営上の赤字分などを追加補正予算案として6月定例市議会に提案することを承認した。市によると赤字は約6千万円の見込み。市は「7月末までに選手に支払いたい」としている。
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