今月4日に口蹄疫(こうていえき)の終息が確認された宮崎県えびの市に、7日、農林水産省の調査チームが入り、感染経路などの調査を行っています。
宮崎県内の口蹄疫の発生地域のうち、えびの市とその周辺は、安全性検査で口蹄疫ウイルスが残っていないことが確認されたため、今月4日、家畜の移動制限などが解除されました。
これを受けて7日、大学教授などの専門家で構成する農林水産省の疫学調査チームがえびの市に入り、感染経路などの調査を行っています。調査チームは口蹄疫が発生した4つの農場を訪れ、現地の詳しい状況などを確認することにしています。
一方、川南町を中心とする地域では、まだ13万頭あまりが残っている家畜の処分作業が続けられていて、このうち日向市では、7日からワクチンを接種した家畜を共同で埋却処分する作業が始まっています。(07日11:44)