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口蹄疫拡大 首相が本部長の対策本部設置へ
宮崎県で家畜の伝染病・口蹄疫(こうていえき)の感染が拡大している問題で、政府は17日夕方、鳩山首相を本部長とする対策本部を立ち上げる方針。
鳩山首相は17日、宮崎県選出の国会議員らと面会し、17日中に口蹄疫に関する政府の対策本部を設置する方針を伝えた。対策本部は午後5時に設置される予定で、山田農水副大臣と小川首相補佐官が現地に常駐し、一般車両も対象とした強制消毒の検討など対応にあたる。また、鳩山首相は被害状況などを確認するために、宮崎県訪問も検討している。
現地では政府の対応の遅れに批判が高まっており、対策本部の設置は政府の積極的な姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。
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