厳重注意:マブラヴオルタの白銀が同じ時間軸を繰り返してしまうように、ACfaの主人公も同じ時間軸を繰り返していると過程した作品です。
そして原作で、純夏は死にましたが、今作品では、純夏ではなく白銀が死んだことになっています。
備考:白銀 だいたい15週ほど
首輪付き君 数え切れないほど ゲーム総プレイ時間に換算すると800時間
首輪付き君は自分のガレージごと移動するようです。
Are you れでぃー?
硝煙の世界、終わりのない繰り返し、それが僕に相応しい罰
自分の意思もなく、他人に流された上、怒りまかせにクレイドルを落とした、その罰
それを否定するように来た師匠、霞を殺し、人形を壊し・・・
世界を壊した。
そして始まった繰り替えされる世界なにも変わらない世界。
‘答えを見つけていないからだよ‘
世界を壊した後、僕はこんな結末を望んじゃいなかった。もう最初に一度戻りたいと、願った
そして戻った世界で、信念の下、エーレンベルグを放出したあと、その後に起こった戦争で、圧倒的な暴力が現れ、同じ惨劇な喜劇の続き、こんなの認めたくなかった。
ORCA旅団を倒し、人々に笑顔を取り戻してもつかの間のこと、結局は変わらない、ただ、変わったとすれば空にあるクレイドルの住民は全員・・・死んだことだろう
そしてエーレンベルグが火を噴く。
こんなのは嫌だった。
そして数多くの可能性を試し、試しためしためしタメシタメシタメシタメシ・・・
結局
なにもかわらなかった
ウィンD、君が言ったことは間違ってないよ、狂っているよこの世界も、僕も。
今回の世界、イレギュラーとして企業連の全てを掌握して、権力をもった。
けれど、そのときには世界はもう終わっていた。
汚染がクレイドルに届いた。
まだ成し遂げられていない、ハッピーエンドを目指したのだが・・・結果全て失敗
「この世界は袋小路、どうしようもないじゃないか。」
そうあきらめて銃のトリガーを引き、こめかみに当てる。
ドンッ!
意識が黒くなり、どうせ繰り返すのだろう?っと最後の瞬間考えていると頭の中にフラッシュバックのように映像が流れ込んでくる
『そ・・・んなたける・・ちゃん?』
泣き叫び、女性は誰かの名前を叫ぶ
『・・俺はたぶん4度目です・・全ての力を貸します。世界を救ってください夕呼先生・・!』
白衣を着た女性に土下座をしている青年
「タケルちゃん、白銀 武っていうんだよ?」
真っ暗な空間に女性が一人浮かんでいた。
その姿は先ほどの泣いていた女性にそっくりだった。
正直生きていたのなら驚き、畏怖を覚えただろうが、一応死んだのだ、感情
も沸かなかった。
「そっくりじゃなくてあれは、わ・た・し!」
・・・?・・あの人と?
「そう!純粋の純に真夏の夏で純夏ね!」
青年が救いたい女性らしい。
この空間で彼女は口を開いていない、ただひざを抱えてうずくまる彼女がいるだけ、そして僕も身動きをとれず、浮かんでいるだけ、なんなんだこれは。
「なんなんだろうね?」
目の前の少女にもわからないらしい。
『・・何度しんだって!袋小路だってかまわない!俺は純夏が笑って、みんなが笑える世界を・・!』
おそらくは最後瞬間の記憶、僕とは正反対の台詞をはいて死んだらしい
入り組んだ洞窟のようなところに一人、とても大きいネクストのような機体に乗っており、読み取れる情報から、残弾表示が0000・・・弾が尽きている、そして奇妙な生物にむかって突進し、視界が白で塗りつぶされた。
「馬鹿みたいでしょ?あきらめたほうが楽なのにね。」
・・・
「・・・ねえ貴方も‘白銀 武‘なんでしょ?」
久しぶりにそう呼ばれたよ・・・けど君の知ってる武とは違う
状況から察するに、僕が彼女の世界の記憶をみて、彼女が僕の記憶をみた・・・のか?
「正確には、ちょっと違うかな? でもでも、大体あってる!流石タケルちゃんだ!」
ちょっとまて。だから僕は君が知ってる武じゃ・・・
「同じだよ」
・・・理由は?
「姿が違ったって、タケルちゃんは変わらないもの、私が言うんだから、貴方が見たタケルちゃんと、ここにいる貴方も同じタケルちゃん!まちがいないっ!」
・・・頭が痛くなってきた。
「ねえ、貴方はあの世界で何がしたかったの?」
・・・わからない
「ちょっとお!それでも貴方タケルちゃん!?」
・・だから・・彼とは違うんだ。
僕はなんなに強く輝けない。
「・・あんな世界にいたからこうなっちゃったのかなあ?」
はは・・ごめん、でも違うんだ、彼とは。
「目的もないなら」
・・・ん?
「彼と会ってみない?」
なんでいきなり。
「彼と会えば答えも見つかるかもしれないよ?だって彼も貴方だもの」
・・・
「どうどう?良いかんがえじゃない?」
彼があそこまで強く輝ける理由、答えか。
「よし、そうと決まったらおいでよ、こっちに」
引き込まれる感覚を覚える。
ちょっとまて、まだ行くわけじゃ・・・
彼女の世界に近づき共有したとき、彼女の感情と記憶、知識が一部だが、自分の中に流れてきた。
彼女は彼が傷つくこんな世界、終わらせたい、だから、別世界の並列であり比較的に遠い世界に当たる、彼と同じでもあり、似て非なる存在である僕をあちらの世界に呼ぶことにより、彼が傷つく世界を変えたいのだ。
そして、僕の世界でコジマとよんでる物質、それはこの世界のG元素と呼ばれる物質とほぼ同じであり、空間を捻じ曲げる力まであるらしい、その影響により、僕は因果律量子論?で語られている因果導体らしい。
いきなりなにがなんだか・・・
「ごめん、でも因果導体である貴方にしか頼めないから・・」
視界に光が満ちはじめた。
彼と会えば答えは見つかるのだろうか?
まだそのことに確証はない、しかし、あの世界で闇雲に探すよりも、効率的に思えた。
自分に会うのか・・
「彼と貴方は同じで違う。」
だんだんと意識が覚醒してきた。
「がんばってね、タケルちゃん・・」
彼もここにいるのだろうか、そんな考えが浮かんだ時、僕はこの死の世界に目覚めた