「おとなしくすれば殺さない」景品交換所で５１５万円強奪　男２人を逮捕

　パチンコ景品交換所で現金約５１５万円や景品を強奪したとして、警視庁福生署は強盗の疑いで福生市の無職、井上和也被告（３７）＝別の強盗未遂罪で起訴＝と、神奈川県愛川町中津、派遣労働者、小坂仁志容疑者（４６）を逮捕した。同署によると、２人は容疑を認めている。

　同署の調べによると、２人は昨年１２月２６日午前８時４０分ごろ、福生市熊川の景品交換所に侵入し、男性従業員（５３）の手足を縛るなどして「おとなしくすれば殺さない」などと脅迫。現金と景品９１０点（約２２０万円相当）を強奪した疑いが持たれている。

　同署によると、今年２月、別の強盗未遂容疑で逮捕した井上容疑者の自宅を捜索したところ、奪われた景品が見つかり、関与が浮上した。井上容疑者は昨年９月、福生市内の飲食店で現金約２００万円を奪った強盗容疑でも追送検され、同罪で起訴されている。

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