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【衝撃事件の核心】“タレントの卵”誰が食い物に 淫行で立件のアート元会長、泥沼訴訟の高い代償 (4/5ページ)
このニュースのトピックス:衝撃事件の核心
寺田元会長は答弁書で、昨年9月に女子高生との間で示談が成立したことを主張している。だが、原告側の渉外担当者は「(示談金として)山口容疑者に金銭を支払っていたことなんて聞いたことがない。示談が成立したことも知らない」と言い分は真っ向から食い違っている。
さらに提訴後、原告側の男性社長や顧問弁護士らのもとに銃弾入りの封筒が届いたという。「恐怖を感じた」(渉外担当者)と顧問弁護士が、第1回口頭弁論を前に原告側代理人を辞任。銃弾の提出を受けた警視庁は送り主を調べるなど捜査を進める方針だ。
これに関してアート社は「銃弾の件は知る知らない以前の問題。反社会的勢力との関係を利用するようなことは一切やっていない」と関与を全面的に否定している。
今後も増える“肉弾営業”!?
警視庁少年育成課によると、女子高生は小学3年のころから芸能界入りを目指して俳優養成学校に通っていたという。昨年5月にJR渋谷駅のハチ公前で山口容疑者からスカウトされ、同容疑者の洗濯など身の回りの世話をしながら夢をつかもうとしていた。
「テレビ番組に出してあげる」
甘い言葉で2人を誘ったと主張する男性社長側に対し、寺田元会長側は「そんなことは言っていない」と否定している。
芸能界でまことしやかに囁(ささや)かれてきた“肉弾営業”は公然のものなのか。
芸能評論家の肥留間正明氏は、寺田元会長の行為を厳しく非難した上で女子高生にも「『体を使って芸能界に入る』というのは間違った考え方。男の下心に応じてはいけない」と指摘。さらに、こうした行為が氷山の一角であるとし、さらに増えていく可能性もあるという。