選挙人名簿に“目的不明のアクセス”
選挙人名簿に“目的不明のアクセス” 06/02 19:42

福岡県の添田町長のリコール運動に反対する後援会に対し、町の管理する個人情報の不正使用が疑われている問題で、町の選挙人名簿のコンピューターに、目的不明のアクセスがあったことが分かりました。

この問題は、添田町長のリコールに反対する、町長の後援会が、リコールの署名に応じないよう、町民に郵送した文書のあて名書きの際に、町の管理する個人情報が不正に使われた疑いが指摘されているものです。

きょう、添田町議会では疑惑を調査する3回目の百条委員会が開かれました。

このなかで町は、コンピューターで管理している選挙人名簿の端末に、今年3月、目的の分からないアクセスがあったことを明らかにしました。

後援会から町民に文書が送られたのは、このアクセスの後になります。

百条委員会では、今月7日に開かれる次回の会合で、後援会や役場の職員に証言を求め、さらに詳しく調べる方針です。