札幌入りした13日の日本ハム戦に先発予定の川井=札幌市内で(谷沢昇司撮影)
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中日・川井雄太投手(29)が13日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、今季初めて日曜日に先発する。11日、ナゴヤ球場で練習後、札幌入りして1軍本隊に合流した。昨季、開幕11連勝のうち、10勝目までがすべて日曜日だった“サンデー川井”が復活となれば、チームにとっては何とも心強い。
日曜日に無類の強さを誇った“サンデー川井”が今季初登板だ。空路、札幌入りした川井は「投げる曜日にこだわりはないですね」と、いつものようにサラリとかわした。だが、昨年は球団記録の快挙を達成した開幕11連勝のうち、10勝目までがすべて日曜日の登板だったサンデー男。驚異的なゲンの良さを知らないわけがない。
日曜日というキーワードに加え、対戦相手も昨季2戦2勝の日本ハムという相性の良さも後押しする。「覚えていますけど全然気になりません」と、本人にはそれほど抑えているイメージはない。日曜日の札幌ドームでの日本ハム戦、今回と同じシチュエーションとなる昨年6月14日は、6イニングで11安打6失点(自責点4)だったのも理由の1つ。だが、そんな黒星がついて仕方がない内容でも無傷で5つ目の勝ち星が舞い込んだ。これぞ、川井がもたらす“サンデーマジック”と呼べる象徴的シーンだった。
今季3試合に先発して防御率1・47と安定している川井。「低めに集めれば抑えられると思います。注意するバッターは全員です。この前のようなピッチングができればいい」。今季初サンデーで必勝態勢だ。 (中谷秀樹)
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