鹿児島 県境の一部で通行止め
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鹿児島 県境の一部で通行止め

6月12日 12時29分

宮崎県都城市で口てい疫に感染した疑いのある牛が見つかったことを受けて、隣接する鹿児島県曽於市は、ウイルスの侵入を防ぐため、県境の道路の一部を12日午後から、順次、通行止めにすることにしています。

畜産が盛んな鹿児島県曽於市は、口てい疫のウイルスの侵入を防ぐため、隣接する宮崎県都城市との間を行き来する車を消毒ポイントのある幹線道路に集中させるため、市道や農道の一部を通行止めにすることを決めています。曽於市役所では、12日朝から、市の職員が通行止めの場所に設置する看板を作る作業を進めています。通行止めになるのはあわせて26か所で、このうち6か所はすべての車が対象になり、ほかの20か所は地域の住民だけは通れるということです。曽於市では、準備が整いしだい、12日午後から、順次、通行止めの措置を取ることにしています。曽於市の池田孝市長は「周辺の住民には、たいへんな不便をかけると思うが、もし、口てい疫が発生したら、経済などに大きな影響が出る。曽於市を守るために理解と協力をお願いしたい」と話しています。