またも災難に見舞われたAKB48
人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーを脅迫する手紙を送り付けたとして、警視庁東京湾岸署は11日までに、広島県呉市、無職西本好伸容疑者(27)を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は、4月下旬、AKB48の複数のメンバー数人の名前を挙げ、彼女らに危害を加える内容の脅迫文と、ひげそり用のカミソリの刃を入れた封筒をAKB48のマネジメント会社「AKS」(江東区有明)に送ったとしている。封筒を開けた事務所関係者にけがはなかった。
脅迫文に名前が書かれた中には10代のメンバーもいた。同署では「命にかかわる危害を加えるという内容だったが、思春期のメンバーもおり、(心理的負担を考慮し)脅迫文の詳しい文面についてはお答えできない」としている。
同署によると、西本容疑者は封筒の裏面に自分の名前と住所を書き込んでいた。呉市の消印で、脅迫文は手書きのA4判1枚で、末尾に「N・Yより」とラブレターのように書かれていた。封筒の表面には複数のメンバーの(個人契約の)所属事務所の名前と「AKB48様」と書かれていた。