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中島前副知事ら 起訴内容認める |
06/09 16:18 |
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福岡県町村会を舞台にした汚職事件の初公判が開かれ、福岡県の前の副知事・中島孝之被告と、前の町村会会長で添田町長の山本文男被告は、いずれも起訴内容を認めました。
初公判を迎えたのは、前の福岡県副知事の中島孝之被告と、前の町村会会長で添田町長の山本文男被告ら合わせて3人です。
起訴状によると、中島被告は2007年、県の後期高齢者医療広域連合の設立をめぐり、議員定数や事務局の経費の負担方法について、町村会側に便宜を図った謝礼などとして、副知事室で山本被告らから現金100万円を受け取ったとされています。
福岡地裁で開かれた初公判で中島被告は、「おおむね間違いございません」と述べ、「一方的に町村会側に有利にしようとしたものではありません」と話しました。
一方、検察側は冒頭陳述で、「中島被告は、広域連合の設立準備委員会で議論がまとまらない場合、会長である自分に一任して決着させるシナリオを作り職員に指示した」と主張しました。
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