全世界の労働者・民衆の団結で、
核をなくせ!戦争・改憲をとめよう!

被爆65周年 8・6ヒロシマ大行動

2010

ポスター

2010 年8・6ヒロシマ大行動
スタート

第1回実行委員会を開催 4/29 広島

4.29沖縄デー行動

オバマ大統領の核独占・核戦争政策と対決しよう!
沖縄米軍基地撤去! 日米安保はいらない!
国鉄1047 名闘争支援の新たな大運動と一体で

 4 月29 日、第1 回実行委員会を開催し、よびかけ人をはじめ35 名が集まり、オバマの核戦争政策、沖縄米軍基地撤去ー日米安保反対、国鉄闘争の3点を中心に、今年の8・6ヒロシマ大行動の展望と課題について論議しました。
 冒頭呼びかけ人の下田礼子さんより開会あいさつを受けました。下田さんは沖縄の4・25 県民大会に参加し、「基地は『移設』ではなく撤去! 戦争は絶対反対! そうした原点にたちもどって、核と戦争絶対反対の8・6ヒロシマ大行動を成功させましょう!」と訴えました。

●沖縄米軍基地撤去ー日米安保はいらない!

 9 万人の県民大会で表された普天間基地即時閉鎖、名護新基地建設絶対反対の怒りはもう押さえつけることはできません。そして現実に鳩山政権を崩壊寸前に追い込み、日米安保体制そのものを揺るがしています。
 基地撤去こそ、沖縄県民と私たちの要求です。沖縄米軍基地は、アメリカの帝国主義的世界支配の要であり、戦後一貫してアジア・中東への侵略戦争の出撃拠点であり続けてきました。何よりそれは「核密約」で明らかなように「核基地」です。沖縄と日本全土を核戦争の基地とする日米安保体制とヒロシマは、絶対に相容れません。核戦争絶対反対を貫くということは、沖縄米軍基地と日米安保体制に絶対反対だということです。ヒロシマこそ安保・沖縄闘争の先頭に立とうということを明確にしました。

●国鉄1047 名解雇撤回闘争と一体で

 大恐慌下、世界中で労働者民衆がストライキや街頭行動にたちあがっている中で、鳩山政権は「戦後最大の労働争議」と言われる国鉄1047 名闘争を「和解」で解体しようとしています。20 万人の首を切り、200 人以上を自殺に追い込んだ国鉄分割・民営化こそ、国鉄労働組合をつぶし、日本の労働運動総体を解体して憲法改悪への道を開こうとした中曽根政権の大陰謀でした。非正規職の蔓延も、安全崩壊も国鉄分割・民営化以来の新自由主義によるものです。この国鉄分割・民営化を正しかったと認め、解雇撤回の旗を降ろし、国鉄改革を完遂せよというのが「和解」の中身です。動労千葉が呼びかけて始まった「国鉄分割・民営化に反対し、1047 名解雇撤回闘争を支援する全国運動」こそ、日本の労働運動・労働組合を甦らせ、改憲と戦争を阻止する巨大な力を生み出す運動です。8・6大行動の展望も、新たな国鉄闘争支援運動の発展にこそあると確認しました。

●より広く労働者民衆の中へ

 世界が大恐慌に入ったということは、新たなヒロシマ・ナガサキへの道が始まったということです。それは「核不拡散」をめぐるイランや北朝鮮に対するアメリカの戦争衝動の高まり、「核軍縮」=核独占をめぐる大国間の駆け引きとせめぎ合いの激化として現れています。今こそ核と戦争には絶対反対という立場で多くの人を獲得することに挑戦しましょう。既成の原水禁運動や労働組合、市民団体の中にも広く分け入り、8・6ヒロシマ大行動への結集をより幅広く大きなものにしていきましょう。
 今回の実行委員会では、ごく一部ですが、実践的方針まで含め充実した論議ができました。まとめのあいさつを呼びかけ人で高陽第一診療所医師の吉田良順さんから発言していただき、第1回実行委員会を終えました。
 最後に、下田礼子さんの言葉で締めくくります。「被爆者は『安らかに眠って』なんかおらりゃあーせんよね(いられないよ)。全員墓の中から出てきて戦争反対を言ってもらわにゃあー!」

呼びかけ人

下田礼子/反戦被爆者の会
有賀崇雅/広島県労組交流センター事務局長
大江厚子/セイブ・ザ・チルドレン広島代表
大江照巳/動労西日本委員長
倉澤憲司/広教組青年部員・「君が代」不起立被処分者
鄭伊佐/被爆三世
中島健/被爆二世
中山崇志/広島連帯ユニオン草津病院支部執行委員長
平口雅明/社会保険庁分限免職者・全国社保労組広島支部福山分会
森末一義/高陽第一診療所労働組合委員長
吉田良順/医師

入江史郎/スタンダードヴァキューム石油自主労組委員長
北原鉱治/三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長
高山俊吉/弁護士・憲法と人権の日弁連をめざす会代表
田中康宏/国鉄千葉動力車労働組合委員長
富田晋/沖縄北部合同労組うるまユニオン副委員長
西川重則/平和遺族会全国連絡会代表
三角忠/出版労働者連帯組合代表
吉田義久/反核研究情報センター代表・元相模女子大学教授
(5月14日現在)

実行委員会の予定

第1回 4月29日(木)
第2回 5月28日(金)
第3回 6月25日(金)
第4回 7月16日(金)
第5回 7月30日(金)

<ヒロシマ大行動>


集会

8月6日(金)
12時30分〜(11時開場)
広島県立総合体育館小アリーナ

デモ行進

8月6日(金)
15時〜17時解散予定
体育館〜原爆資料館下

<関連行事>


労働者産別交流集会

8月5日(木)13時開場
広島市東区民文化センター

全国学生交流集会

8月5日(木)13時から
広島市東区民文化センター
オキナワとヒロシマを結ぶ

全国青年労働者交流集会

in HIROSHIMA

8月5日(水)18時から

首相来広弾劾デモ

8月6日(金)午前7時から
東千田公園(日赤原爆病院前)〜原爆ドーム前

碑めぐり

8月7日(金)午前9時から
原爆資料館下集合