【福岡】3セク「都市未来ふくおか」会社解散を決議

06/11 19:18 更新

福岡市が出資する第3セクター「都市未来ふくおか」が11日に臨時株主総会を開き、会社解散を決議しました。これで市が出資した2億5000万円は戻ってきません。「都市未来ふくおか」は、福岡市や地元企業などが出資した第3セクターで、市街地を再開発しその土地を売却して利益を得る事業形態でした。しかし、2002年に経営破たんした「博多リバレイン」のブランド専門店街運営会社「SBC」の借入金およそ63億円を債務保証したことなどで経営を圧迫、およそ80億円の債務超過に陥っていました。解散決議により福岡市が出資した2億5000万円が戻ってこないことについて、小田哲也社長は「市民の皆さんにも間接的に迷惑をかけ申し訳ない」と陳謝しました。今後は債権者と債権放棄の話し合いを行い、福岡地裁に特別清算を申請するというです。