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今週の五o七o五o

2010-05-10 口蹄疫

 宮崎県での口蹄疫(牛・豚等偶蹄類動物に感染する病気で、偶蹄類間の伝播力が極めて強い)の拡大が続いている。9日現在で56例目、牛4,747頭・豚59,607頭(豚は特に伝播が速い)に及んでいる。

 農水省は4月20日未明に現地からの連絡を受け、直ちに対策本部 を設置し(1)都道府県に調査指示(2)専門家宮崎県派遣(3)疫学調査チームを設置(4)消費者団体等への正確な情報提供風評被害防止)、などの緊急対応を実施したところです。更に、宮崎及び隣接県に対し「消毒薬の配布・散布」や、農政局・本省幹部を「宮崎県対策本部に常駐」「獣医師等(61名)派遣」、殺処分後の埋設等のため「自衛隊派遣」を実施し、「感染経路の究明」を実施中です。併せて「殺処分家畜の手当金・消埋却費用交付・消毒薬散布」の対応、「当面資金対策」「出荷できない畜産経営対策」「家畜共済対応」も拡大実施しています。

 10年前も、北海道(と宮崎)で経験していますが、伝播の強い「口蹄疫」は人によって伝播する(人には感染しない)ことが大変危険ですので、マスコミの皆さんにも自粛していただいた経過があります。又野生の偶蹄類への伝播も注意しなければなりません。連絡体制をしっかり整えて、早く的確な指示・対応こそが重要です。

 <写真:[5/8]ソロプチ北リジョン大会、[5/9]MS会植樹-宮脇教授・西川市長・MS会会長と/参加者全員で>

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