よしもとサッカー部　女子フットチームに辛勝…

対戦相手の「南葛シューターズ」と一緒に記念撮影に応じるよしもとサッカー部メンバー Photo By スポニチ

　千葉県の強豪・市立船橋高校出身のペナルティら吉本興業所属のサッカー経験芸人による「よしもとサッカー部」が１１日、Ｗ杯開幕日に合わせて結成され、横浜市内で記念試合を行った。女性フットサルチームに辛勝という、ほろ苦デビューとなったが、１４日に初戦を迎える日本代表には「目指せ優勝！」と熱いエールを送った。

　サムライブルーのユニホーム姿の新サッカー部が、始動の記念試合の相手に選んだのは、人気漫画「キャプテン翼」の原作者、高橋陽一氏（４９）率いる「南葛シューターズ」。

　結成５年目の女性フットサルチームということで、試合前は余裕を見せていたが、実際は一時リードを許すなど大苦戦。ペナルティ・ワッキー（３７）が相手選手の胸へのお触り疑惑でイエローカードを受け、さらにノンスタイル・井上裕介（３０）がナルシシストぶり全開のプレーで退場を命じられる場面もあった。それでも、最後はそれぞれが個人技を発揮して３―２で辛くも勝利。ほろ苦いデビューとなったが、高橋氏から週刊漫画雑誌に連載中の「キャプテン翼」の中にメンバー全員を登場させる約束を取り付けて笑顔がはじけた。

　Ｗ杯開幕日に合わせての部発足。「自分たちももっと盛り上げられれば」と監督を務めるペナルティのヒデ（３９）が話したように、メンバーの共通の思いは日本代表の活躍。ワッキーが「岡田監督に向けて日本から念を送りたい。“ねんっ”」と、とぼけて一瞬場を凍り付かせたが、最後は全員で熱きエール。「やってくれると信じている。優勝を目指して頑張れ」と、拳を突き上げて代表の快進撃を願っていた。

[ 2010年06月12日 ]