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吉永小百合「いつでも夢を」恩師に捧げた

 吉田正さんの遺影に献花する吉永小百合=東京・千代田区の帝国ホテル
 吉田正さんの遺影に献花する吉永小百合=東京・千代田区の帝国ホテル

 「潮来笠」「異国の丘」など数多くのヒット曲を作曲し、98年に肺炎のため77歳で亡くなった作曲家・吉田正さんの13回忌法要が10日、都内で営まれ、吉田さんの門下生で女優の吉永小百合(65)、歌手の三田明(62)、橋幸夫(67)ら350人が参列した。

 会場ステージでは、門下生による吉田さんの代表曲10曲が歌われ、吉永は橋とデュエットした62年のヒット曲「いつでも夢を」を披露した。関係者によると、吉永が公の場で歌ったのは十数年ぶりという。

 吉田さんの妻・喜代子さん(89)らとともに参列者の出迎えに立ち、喜代子さんが「何も変わらないのね」と話しかけると「最近ミスをすることが多くなって。漢字を忘れちゃったり」と談笑していた。

 橋は「先生は一言で言うと職人でした。『いつでも夢を』はお互いに忙しくて小百合ちゃんと予定が合わず、当時としては珍しい、ダビングでとったデュエットです」と思い出を語っていた。






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