飯島愛さん遺作発売、死の直前まで執筆
08年12月24日に急死した元タレント飯島愛さん(享年36)が、死の直前まで書き続けた遺稿が「Ball Boy & Bad Girl」(幻冬舎刊)として11日に発売されることになった。同作は、飯島さんがタレント活動を行っていた06年に、映像作家の押井守氏(58)との出会いがきっかけで始まった。雑誌の対談企画で顔を合わせ、「アニメーターになりたい、弟子にしてほしい」と言いだした飯島さんに、押井氏がアドバイスし、監修を手掛けることになった。
その後、飯島さんは独特の言葉づかいで「本の原形」となる原稿を書き始め、押井氏に手渡していた。だが、飯島さんは07年3月31日に引退。体調を崩して連絡も途絶えがちになった。押井氏によると「引退後の彼女は疲れたレベルじゃなくて、立てないほど、ボロボロだった」という。一方で、飯島さんは「メディアで演じる側じゃなく操作する側に回りたい」「レズやゲイで悩む子が増えている。世の中にうまくはまらない子たちを何とかしてあげたい」と打ち明けていた。
そんな中で書き残した原稿には「何故この世界に、男と女が存在するのか」という飯島さんの気持ちが素直に描かれていた。押井氏は飯島さんが抱いた疑問の「点」と「点」を結ぶように再構成して男女の性をテーマに絞り込んだ。担当編集者は「実際の飯島さんは、とても繊細で。変だったら教えて、と何度も確認するほどでした」と語る。今回の出版に際し、父和夫さんは「娘の希望をかなえてあげられてうれしいです」と話している。突然の死からおよそ1年半。彼女の遺志がようやく物語となって完成した。
[2010年6月11日7時39分 紙面から]
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