普天間飛行場移設問題 RSSicon

普天間移設「分散移転で」 北沢防衛相が明言2010年3月26日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

 来県中の北沢俊美防衛相は26日午前、県庁で仲井真弘多知事と会談し、普天間飛行場移設問題をめぐる政府の検討状況を説明した。北沢氏は「普天間を辺野古にそっくり移す現行案は極めてゼロに近い」と前政権時代の日米合意を破棄する方針を明らかにした。その上で「分散移転で色々な案を考えている。沖縄の負担が実感としてこれほど減ったというのを出したい」と述べ、政府として県内外への機能・訓練の分散移転で決着を図っていく考えを説明した。
 ただ、具体的な移設先や普天間返還時期などへの言及はなかった。
 また北沢氏は、岡田克也外相とルース駐日米大使も同日午前に会談し、対米協議が始まったことを説明。「沖縄との協議をスタートさせたい。防衛相として知事と頻繁に会い、情報交換していきたい」と自身が地元との協議の窓口になる方針を伝えた。知事は「県内移設反対の強い要求が高まりつつあることを理解してほしい」など県内の状況を強調した。【琉球新報電子版】


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