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【石川】

飲酒運転で免許取り消し 1〜4月期で3.5倍

2010年5月22日

昨年比

 昨年六月に酒気帯び運転の罰則が強化され、県内で飲酒運転による免許取り消し処分が三・五倍に増えたことが、県警のまとめで分かった。二十一日開かれた県議会文教公安委員会で西田昭二副委員長(自民)の質問に県警が明らかにした。

 県警によると、強化前の昨年一〜四月末で飲酒運転の免許取り消しは二十六人(取り消し全体は八十七人)だったが、今年は同期間で九十一人(同百三十四人)に増えた。

 山口良一交通部首席参事官は今後の対策について「周知徹底のためにも関係機関と協力し飲食店の訪問指導も行いたい」と述べた。

 県警によると、アルコール分が呼気一リットル当たり〇・二五ミリグラム以上で、点数二十五点、免許取り消しで二年間免許を受けられず、〇・二五ミリグラム未満で十三点、免停九十日以上となった。

 若手警察官の育成拠点となる県警察学校(金沢市)の増改築工事について、県警は二〇一四年三月完成予定と説明。本館、柔剣道などを行う術科訓練棟の二棟はともに鉄筋三階建てで、広さは現在の約三倍。グラウンドを囲む回廊式で機能的な構造になるという。 (室木泰彦)

 

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