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2010年6月10日(木) 19:25 |
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瀬戸内市でマンゴー初収穫
新たな岡山県の特産となるか!?瀬戸内市の農園が、南国の高級フルーツ、マンゴーの産地化を目指して本格的な栽培に取り組んでいます。 11日セリにかけようと、10日、初めての収穫作業が行われました。
たわわに実った南国のフルーツ、マンゴーです。 去年沖縄から取り寄せた苗が、実をつけました。 マンゴーを栽培している農園は瀬戸内海が見下ろせる日当たりの良い高台にあります。 瀬戸内市邑久町の農業法人が3年前から試験栽培を始めたもので、11日の出荷を控えて、初めての収穫となりました。 熟す寸前のマンゴーの実にはあらかじめネットをかけておきます。 数日たってネットの中に自然と実が落ちると、完熟したというサイン。 収穫は、ネットの中のマンゴーを回収するという作業です。 農園では、高級マンゴーの本場、宮崎県の農家から指導を受け、鉢植えでの栽培に取り組んできました。 こうすることで、水や肥料の管理がしやすく、質の高いマンゴーができるといいます。 もともと日照時間が長くマンゴー栽培に適した岡山県ですが、花をつけるために必要な寒い季節を九州より先に迎えるため、本場よりも1ヶ月程度早くマンゴーを出荷できるというメリットもあります。 このマンゴーに、岡山県やJAなどの関係者も熱い視線を送っています。 先月行われた視察では、岡山でマンゴーができる意外性と、その出来栄えに一様に驚いていました。 初日の10日は20個程度を収穫、11日、岡山市の市場で5箱ほどがセリにかけられます。 農園では、岡山県の新たな特産を目指して栽培技術の伝承にも取り組みたい考えです。
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