| 2010年 6月 10日 |
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玉野市職員 飲酒ひき逃げで市長謝罪
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玉野市の職員が酒気帯び運転でタクシーに追突し、ひき逃げなどの疑いで逮捕されたことを受け、市長が謝罪しました。玉野市土木課に勤務する原田昌彦容疑者(45)は8日未明岡山市北区の国道で酒気帯び運転でタクシーに追突し、逃走したとしてひき逃げなどの疑いで警察に逮捕されました。タクシーの男性運転手は腰に全治1カ月の重傷をおいました。原田容疑者は逮捕されたときには職業を高所作業員と偽っていました。玉野市では本人と面会し事実が確認できれば懲戒免職処分とする予定です。会見で黒田市長は「現場から立ち去り、公務員であることを偽ることは極めて悪質、今後、職員の指導を徹底したい」と述べました。
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口蹄疫対策で広域協議会設立
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宮崎県で口蹄疫の被害が広がっていることを受け近畿地方や岡山県など周辺の県が連携して感染対策を進める協議会が神戸市で開かれました。協議会には近畿地方と岡山県など2府9県の関係者が参加しました。宮崎での被害が広がっていることを受け広域的に対策を進めようというもので近隣で口蹄疫が発生した場合家畜防疫員の派遣や消毒薬の供給など協力体制をとることなどを話し合いました。また、都城市でも新たに発生したことから府県境の20キロ以内にある農家の情報を共有して早期に封鎖を徹底することが決まりました。協議会では来月初めをメドに対策案をまとめたいとしています。
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ひるぜん大根の収穫はじまる
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西日本有数の大根の産地真庭市の蒜山高原で特産のひるぜん大根の収穫が始まりました。農家の人たちは早朝から作業に追われています。真庭市蒜山地域は高原の涼しい気候と水はけの良い火山灰の土壌が大根の生育に適していることから現在15戸の農家がおよそ55ヘクタールの畑でひるぜん大根を栽培しています。このうち蒜山三座のひとつ中蒜山の麓に近い井上達さんの畑でも収穫が始まりました。ことしは種をまいた4月以降、冷え込んだため収穫の時期は例年と比べ1週間ほど遅れましたが大根は水分を多く含み味、形も良いとのことです。作業は日の出前から始まりおよそ3,000本3トンが収穫されました。ひるぜん蒜山大根の収穫は11月下旬まで行われ岡山や大阪などの市場に出荷されます。
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故平山郁夫さんの吉備路五重塔たたえる書
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日本画壇を代表する画家故平山郁夫さんが吉備路の五重塔をたたえた書が遺族から総社市に寄贈され、市役所に展示されました。五重塔をたたえた書は平山さんのアトリエの整理中に見つかったもので、展示に合わせて除幕式が行われました。書には「小高い森に聳える五重塔は風景をぐっとひきしめ吉備路の象徴となっている、すべて緑に包まれ美しい」と、吉備路にスケッチに訪れた時の印象がしるされています。寄贈を受けた総社市では備中国分寺の五重塔を描いた所蔵の2作品と合わせて展示することにしたもので、市役所を訪れた人たちは平山さんの愛した吉備路への思いを感じ取りながら作品を鑑賞していました。この作品は25日まで展示されています。
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