乳がんと闘い、24歳で亡くなった長島千恵さんの“最後の1ヶ月”を追ったドキュメント「余命1ヶ月の花嫁」は、2007年7月にTBSで放送し、大きな反響を呼びました。
千恵さんは「若い人も乳がんになることを知ってほしい。若い人こそ早期発見を心がけて欲しい」というメッセージを伝えるために、自らカメラの前に身をおくことを決断。TBSは千恵さんの思いを番組で伝えるだけでなく、実際に若い世代の女性に行動を起こしてもらおうと、乳がん検診キャンペーン「余命1ヶ月の花嫁・乳がん検診キャラバン」を2008年3月よりスタートさせました。
このキャラバンは20代〜30代の女性が対象で、通常は1万円程度かかる検診を1000円で実施。これまで、東京・神奈川・埼玉・千葉など7都県で計16日間開催、約3000人の女性がマンモグラフィ(乳房専門のレントゲン)による乳がん検診を受けました。“乳がん月間”である10月も、富山・愛媛・福岡でキャラバンを開催する予定です。