TBSのピンクリボン活動

「余命1ヵ月の花嫁」・乳がん検診キャラバン

乳がんと闘い、24歳で亡くなった長島千恵さんの“最後の1ヶ月”を追ったドキュメント「余命1ヶ月の花嫁」は、2007年7月にTBSで放送し、大きな反響を呼びました。
千恵さんは「若い人も乳がんになることを知ってほしい。若い人こそ早期発見を心がけて欲しい」というメッセージを伝えるために、自らカメラの前に身をおくことを決断。TBSは千恵さんの思いを番組で伝えるだけでなく、実際に若い世代の女性に行動を起こしてもらおうと、乳がん検診キャンペーン「余命1ヶ月の花嫁・乳がん検診キャラバン」を2008年3月よりスタートさせました。
このキャラバンは20代〜30代の女性が対象で、通常は1万円程度かかる検診を1000円で実施。これまで、東京・神奈川・埼玉・千葉など7都県で計16日間開催、約3000人の女性がマンモグラフィ(乳房専門のレントゲン)による乳がん検診を受けました。“乳がん月間”である10月も、富山・愛媛・福岡でキャラバンを開催する予定です。



キャラバン開催実績(2008)
第1回 3月20日〜23日 東京・赤坂にて(650人受診)
第2回 5月10日〜11日 横浜・みなとみらいにて(545人受診)
第3回 5月24日〜25日 埼玉・大宮にて(525人受診)
第4回 6月28日〜29日 千葉・幕張にて(361人受診)
第5回 7月26日〜27日 名古屋・CBC夏祭り会場にて(148人受診)
第6回 8月2日〜3日 東京・赤坂にて(363人受診)
第7回 8月31日 栃木・宇都宮にて(198人受診)
第8回 9月20日 群馬・高崎にて(208人受診)
第9回 10月4日 富山県富山市にて(105人受診)
第10回 10月11日 愛媛県松山市にて(165人受診)
第11回 10月25日〜26日 福岡県福岡市にて(296人受診)
第12回 12月20日 茨城県つくば市にて(124人受診)
今後の検診申し込み方法など詳細はこちら pagetop
キャラバンの概要
1)「千恵さん号」による乳がん検診

乳がん検診車「千恵さん号」でマンモグラフィ検診(乳房のX線検査)が受診できます。検診はNPO法人J.POSHと(株)日本医学研究所の全面協力のもとに行われ、千恵さんの恋人・友人・親族がボランティアスタッフを務めています。

「千恵さん号」 「千恵さん号」による乳がん検診

2)「余命1ヶ月の花嫁」の上映&パネル展

「余命1ヶ月の花嫁」を会場で放映。パネルで番組の内容を紹介しています。

「余命1ヶ月の花嫁」の上映 「余命1ヶ月の花嫁」のパネル展

3)看護師による乳がん勉強会

ボランティアの看護師が、乳がんの基礎知識や、模型を使ってのセルフチェックの仕方などの即席講習会を実施。

看護師による乳がん勉強会01 看護師による乳がん勉強会02

pagetop

余命1ヵ月の花嫁・シンポジウム

2008年8月に、赤坂サカスにて「余命1ヶ月の花嫁・シンポジウム」を開催。ゲストスピーカーは、長島千恵さんの闘病を支えた赤須太郎さん、乳がん専門医の田中完児さん、そして「余命1ヶ月の花嫁」をテレビで見たのがきっかけで、乳がんを発見した29歳の女性の3人。 乳がんの基礎知識や検診の重要性、乳がんの闘病についてなど、様々なテーマについてトークが行われました。詳しくはこちら
今後、富山や松山でも乳がんに関するシンポジウムを開催予定です。


「いのちの授業」に協力

日本全国の中学校・高校・大学・看護学校などから「『余命1ヶ月の花嫁』を題材に道徳の授業を行いたい」、「いのちの授業というテーマで番組を生徒に見せたい」といったリクエストが多数TBSに届いています。TBSでは番組の貸出や出張授業など、L5=~$G6(NO$7$F$$$^$9!#


pagetop