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那覇市、家賃を二重徴収 生活保護62世帯、113万2010年6月5日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

 那覇市(翁長雄志市長)は4日、市営住宅に住み生活保護を受給している62世帯から家賃を二重に徴収していたと発表した。
 誤徴収額は5月分の約113万円。家賃を天引きして生活保護費を支給した後、さらに口座からも家賃を引き落としていた。5月26日に発覚し、同31日までに対象者に返金した。担当の渡慶次克彦企画財務部長と小橋川邦也建設管理部長は「62世帯の皆さまに多大なご迷惑をお掛けし、深くおわびします」と陳謝した。
 市は通常、家賃を天引きした入居者を除くリストを金融機関に送り、家賃を引き落としている。
 今回は生活保護費の受給を担当する保護課からの連絡が遅れ、天引き対象世帯を含めた引き落としリストを作成。その後、天引きの作業は進んだが、リストから天引き対象者を除外するのが遅れ、金融機関には天引き対象者を含むリストが送られた。このため、天引き対象世帯の口座からも家賃が引き落とされた。
 引き落としが行われた26日、対象者から「いつもより多く引かれている」などの問い合わせが5、6件あり、誤徴収が発覚した。
 市は「処理の実行スケジュールの徹底管理とシステムによる実行管理を強化し、再発防止に努めたい」としている。


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