(cache) 宮崎の口蹄疫を現地調査 農水省疫学調査チーム - 47NEWS(よんななニュース)
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     口蹄疫問題で現地調査後、開かれた農水省疫学調査チームの第1回検討会=29日午後、宮崎市

     宮崎県で家畜の感染症の口蹄疫が発生した問題で、農水省の疫学調査チームは29日、現地調査を実施。最初に感染の疑いがある牛3頭が見つかった同県都農町の農家で、飼料の保管場所や放牧地の状態などを約1時間にわたって調べた。

     調査チームの津田知幸・動物衛生研究所企画管理部長は記者会見で「感染源がどういうものか、病気がどのように広がったかを調べることが目的。正確な情報の収集に努める」と述べた。

     宮崎県は29日、同県川南町の酪農家で新たに感染の疑いがある牛2頭が見つかったと発表。疑い例が出た農家や施設は都農町と川南町、えびの市で計11カ所となった。

     農水省の山田正彦副大臣は29日、宮崎県庁で東国原英夫知事と意見交換。東国原知事が「飼料高騰などで生産者の体力が衰える中での口蹄疫発生で、ショックは計り知れない」と話すと、山田副大臣は「安心して畜産業を再開できるよう国も総力を挙げる」と応じた。

      【共同通信】