新たに口蹄疫疑い、11例目確認 宮崎県川南町で牛2頭宮崎県は29日、同県川南町の酪農家で、新たに口蹄疫の疑いがある牛2頭が見つかったと発表した。同県内の疑い例は計11例となり、うち同町では8例目。県はこの農家が飼育している乳牛50頭をすべて処分する。 県によると、この農家が28日午前、よだれなどの症状がある牛がいると、宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に連絡。家畜防疫員が立ち入り検査し、4頭に舌の水疱や鼻の潰瘍など、口蹄疫を示す症状を確認した。動物衛生研究所海外病研究施設(東京都小平市)による遺伝子検査で、うち2頭に陽性反応が出た。 宮崎県内では口蹄疫感染の疑いがある牛三十数頭と豚5匹が見つかり、うち牛3頭の感染が確認されている。 【共同通信】
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