宮崎県で続いている家畜の伝染病、口てい疫の問題で8日夜、新たに川南町と高鍋町の3か所の農場で、感染の疑いがある牛や豚が見つかりました。
宮崎県は8日夜、口てい疫に感染の疑いがある牛や豚が、新たに川南町で2か所、高鍋町で1か所のあわせて3か所の農場で見つかったと発表しました。3か所の農場と関連の農場とを含めて飼育されている牛や豚、あわせて4246頭は、感染の拡大を防ぐため、直ちに処分が必要となりました。これで、口てい疫に感染、または感染の疑いがある家畜が見つかった農場などは、あわせて279か所、感染の疑いがあるため、直ちに処分が必要な家畜はあわせて18万5999頭となりました。このうち、15万1700頭余りは7日までに処分が終わりました。今後は、ワクチンの接種が済んでいる感染の疑いが出ていない家畜も含めて、およそ12万頭の処分が必要となっています。